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ユーカリ茶検証 その3

続けてユーカリ茶をどんどんと試飲しています。
夫婦で飲んでいますが、今のところ体調が崩れたことはありません。
逆に目に見て分かるデトックス効果があるように思います。

とにかく利尿作用がかなり強いようで、
飲むとやたらとトイレに行きたくなります。
私は少し辛いものを食べるとすぐにお腹を壊す性質ですが、
お腹の方の調子が悪くなったことはありません。

一般的にユーカリ茶として流通しているものは
Eucalyptus robusta/Eucalyptus globulusの2種です。
これ以外の品種については、摂取の安全保障がありませんので
ユーカリ茶にされる方は自己責任でお願いいたします。

今回飲んでみた品種のお茶について
下記に感想を記します。

・乾燥葉は10日以上干した葉を使用しています。
・生葉は取ってすぐの葉を使用しています。
・茶葉は茶さじ一杯程度を使用しています。
・熱湯を200ccほど注ぎ、約5分置いて飲みます。


●Eucalyptus globulus ssp. globulus茶
(生葉)

実家の玄関にあるglobulusの葉をむしり取って、
お茶にして飲んでみました。
かなり強烈な香りを放っていましたが、
商品化されるだけあって味は上々です。
bridgesiana等のシネオール系ユーカリのお茶と比べると、
独特の臭みが全くなく、柑橘系の爽やかな香りも感じられます。
薄黄緑色の綺麗なお茶の色が出ており、味も程よい苦味があります。
ハーブティーを飲みなれている両親には比較的好評でした。
多めに取った葉の残りは後日乾燥葉として使用する予定です。

●Eucalyptus aromaphloia茶(乾燥葉)
bridgesianaと良く似た葉の香りがあるので、
同じようなシネオール系ユーカリの味を予想していました。
ところがシネオールとその他の芳香成分の
バランスが非常に良いため、
ほとんどシネオールの臭みを感じることがなく、
まるでジャスミン茶のように魅力的な香りと味を楽しめます。
茶の出がかなり悪いので茶葉を多めに使用してください。
お茶になるために生まれてきたかと思うほど素晴らしい風味です。
今度は生葉でも試飲してみたいと思います。

今のところaromaphloiarudisが大当たりです!
次回はwebsteriana茶です。お楽しみに~♪

# by eucalyptus_k | 2010-11-24 19:03 | ユーカリ(茶・酒)
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ユーカリ茶検証 その2

続けてユーカリ茶をどんどんと試飲しています。
夫婦で飲んでいますが、今のところ体調が崩れたことはありません。
逆に目に見て分かるデトックス効果があるように思います。

とにかく利尿作用がかなり強いようで、
飲むとやたらとトイレに行きたくなります。
私は少し辛いものを食べるとすぐにお腹を壊す性質ですが、
お腹の方の調子が悪くなったことはありません。

一般的にユーカリ茶として流通しているものは
Eucalyptus robusta/Eucalyptus globulusの2種です。
これ以外の品種については、摂取の安全保障がありませんので
ユーカリ茶にされる方は自己責任でお願いいたします。

今回飲んでみた品種のお茶について
下記に感想を記します。

・乾燥葉は10日以上干した葉を使用しています。
・生葉は取ってすぐの葉を使用しています。
・茶葉は茶さじ一杯程度を使用しています。
・熱湯を200ccほど注ぎ、約5分置いて飲みます。


●Eucalyptus bridgesiana茶(乾燥葉)
シネオールの香りが非常に強く、少量の茶葉で良く出ます。
シネオール系ユーカリ茶の基本的な風味なのかなと思っています。
goniocalyxのような強い臭みはなく、
普通にハーブティーとして楽しめます。
それでもrobustaなどと比べるとかなり癖はある方です。
これが飲めれば大概のユーカリ茶は飲めるのではないかと思います。

●Corymbia citriodora茶(乾燥葉)
レモンユーカリの香りそのままです。
香りは非常に強いのですが、味がほとんどしません。
レモンの香りがする白湯を飲んでいるようです。
単用は香りが強すぎる割に味が全くしないので、
紅茶やミントなどと一緒に使用する必要があると思います。
レモン風味を付けるハーブとしては一級品だと思います。

●Eucalyptus rudis茶(乾燥葉)
シネオールの香りは少し控えめでお茶の味が非常に良く、
個人的にはユーカリ茶として合格のユーカリだと思っています。
シネオールの香り以外はrobustaと非常に良く似た風味です。
夏季には非常に良く成長する品種なので、
今後はお茶としてどんどん利用していきたいと思っています。
bridgesiana等よりも遥かに飲みやすいです。

●Eucalyptus rudis茶(生葉)
乾燥葉のお茶とは大きく異なり、
シネオールの香りが非常に強くなります。
少し青臭く明らかにフレッシュハーブティーといった感じです。
喉が少しスッとするほどにシネオールを強く感じます。
シネオール系ユーカリの生葉茶は少し癖があるので、
よほどユーカリの香りが好きでない方にはオススメできません。
利尿効果は抜群でびっくりするほど実感できました。

もう少し続きますので、今後もお楽しみに~♪

# by eucalyptus_k | 2010-11-20 20:06 | ユーカリ(茶・酒)
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ユーカリ茶検証 その1

初めてのユーカリ茶(Eucalyptus robusta)
かなり美味だったために急激に興味が深まり、
どんどん色々なユーカリ茶を試飲し続けています。

ちょうど冬になる前に一斉に剪定した葉が残っていますので
連続して色々な品種のお茶を試飲することができています。

親愛なるこあら師匠よりご提案のあった、
robusta生葉でのお茶にも是非トライしてみたいと思っています。

一般的にユーカリ茶として流通しているものは
Eucalyptus robusta/Eucalyptus globulusの2種です。
これ以外の品種については、摂取の安全保障がありませんので
ユーカリ茶にされる方は自己責任でお願いいたします。

ちなみにこのブログを書いている限り、
私は無事であるという証明になります(笑)。


今までに飲んでみた品種のお茶について
下記に感想を記します。

・乾燥葉は10日以上干した葉を使用しています。
・茶葉は茶さじ一杯程度を使用しています。
・熱湯を200ccほど注ぎ、約5分置いて飲みます。


●Eucalyptus grandis茶(乾燥葉)
花の香りがするユーカリのため、
香り自体はかなり良い香りでうっとりできます。
ところが味は比較的青臭く、単用では微妙です。
これは一般的な花のお茶にも言えることですね。
紅茶などとブレンドすると絶品に仕上がると思います。

●Eucalyptus gunnii ssp. gunnii茶(乾燥葉)
スッとしたミント様の香りがあり、
ローズマリーのお茶に非常に近いものがあります。
少し茶の出が悪いので、茶葉を多めに使用した方が良さそうです。
ミント様の香りだけは非常に強く、かなり後まで口の中に残ります。
私と同居人には意外にも好評な品種です。
ユーカリ酒などにも使用してみたいなと思いました。

●Eucalyptus goniocalyx茶(乾燥葉)
味と口の中に残る香りはかなり良いのですが、
飲んだ瞬間に鼻を抜けていく香りがかなり強烈です。
その香りはシネオールメインのユーカリの香りそのもので、
この香りが強すぎるため、お茶としてはかなり癖があります。
余程ユーカリの香りが好きな方以外にはオススメできません。
また、少しくどいので胸焼けすることがあります。

現在、葉のストックがあるのが、下記の品種です。
Eucalyptus aromaphloia
Eucalyptus bridgesiana
Eucalyptus rudis
Eucalyptus websteriana
Corymbia citriodora

近日中にこちらも試飲してみたいと思います。

今のところ、安全のために一日あたり一品種と決めています。
どうぞお楽しみに~♪

# by eucalyptus_k | 2010-11-16 18:30 | ユーカリ(茶・酒)
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ベランダでユーカリを育ててきて思うこと

高層階のベランダという環境で、
日照不足と空気の流れの悪さに苦しめられながらユーカリを育てて、
本当に楽しくもあり、大変でたくさん苦しんだ日々でした。

特に日照不足と空気の停滞による湿気の管理が難しかったです。
一軒家では一日で乾く用土が、
家では乾くのに一週間もかかりました。
これが特に乾燥を好むユーカリには不適合なんですね><;
お陰で非常に内容の濃い水分管理の知識が身につきましたが。。。

実家の庭に持っていって、
通常の一軒家=オープンスペースで育ててみると、
こんなにも簡単なんだと悲しくなったこともあります。

我が家の周辺には大農園地帯があり、
非常に安く農地を借りることができます。
都会や新興住宅地では貸し農園が不足しているようですが、
我が家の周辺ではかなり余っているというのが現状です。
ぶっちゃけ農地を借りて育てることを一度検討したことがあります。

でも、そこで考え方を変えてみました。
実際この日本で、このご時世に、
中々一軒家を持つ人は少なくなってきています。
また一軒家であっても、
十分な栽培スペースを持つ人などかなり稀でしょう。

私が農地を借りて育てることなんていつでもできます。
でも、このマンションのベランダという環境は
今だからこその環境です。
この今与えられた環境、限られたスペースの中で最善を尽くし、
育てられるユーカリを探求してみようと
心に決めて取り組んできました。

十分な日光と乾燥を好むユーカリは
ベランダ等の閉鎖された空間では実際かなり育てにくく、
もう育てやすい品種だけに限定しよう
と思ったことが何度もあります。

そんなとき、一人の知人の話を聞きました。
その人は家よりかなり狭く暗いベランダでバラを育てているのです。
バラは園芸相談BBSなどで相談すると、
ベランダでの育成は考え直した方がいいと言われるほどです。

実際、その人のところでは、
風の通りも日照も非常に悪い環境ですから、
かなり貧弱に育ち、うどんこ病や黒星病、害虫のオンパレードで
葉はボロボロで見るも無残な状態だそうです。
それなのに毎年、綺麗な花を
たくさん咲かせてくれているというのです。

今のように花を咲かせるためには、それはそれは苦労の連続で、
知人の栽培者にも諦めた方が良いと言われ、
何度もくじけかけたそうです。
それでも、その環境での栽培方法を追求し、今に至るそうです。

その人の栽培方法は本当に繊細でマメ、独自のノウハウもあります。
一軒家でのバラ育成を他人に指導する機会をもったところ、
あまりにも簡単だったのでびっくりしたということです。
私が実家とベランダでの違いを知ったときと同じですね。

一部を除いて、植物は環境さえ整えば、
そんなに難しいものではないと思っています。
でもその環境の完備こそがこの狭い日本では非常に難しいのです。
また忙しい毎日を送っている人たちが、
毎日つきっきりで管理するなんて不可能だと思います。

ここ何年か、園芸ブームなんて言われて、
ホームセンターなどでも園芸コーナーはそれは賑やかなものです。
でも私は『環境ありきの栽培』では、
日本ではどんどんしんどくなっていくと思っています。

園芸初心者にはポトスシェフレラは簡単だけど、
ベンジャミンになると一気に難しくなるといわれています、
単純に前二者は耐陰性が強く、後者は少し耐陰性が弱いだけです。

観葉植物なんて、外に出して日光をたくさん当てれば、
大概は簡単で、恐ろしく元気に育って、育ち過ぎるくらいです。
それを風の動きのない、
薄暗い室内で育てるからこそ、難しく、大変なのです。
それでも、どうしても薄暗い室内で
ベンジャミンを育てたい人はいるはずです。

ただの我儘と言ってしまえばそれまでですが、
私はそんな我儘を叶える
ささやかなお手伝いができたらいいなと思って、
今の環境での最善をこれからも尽くしていきたいと思っています。

# by eucalyptus_k | 2010-11-12 23:32 | ユーカリ(その他)
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ユーカリに含まれる毒素について

先日のユーカリ茶のお話の中で出ました
ユーカリの毒素(青酸配糖体)について
少し詳しい情報が見つかりましたのでご紹介します。

ユーカリには体内に摂取することで、
人体に害のある成分がいくつか含まれています。
シネオール、フェノール、タンニン、青酸配糖体などです。

この中でもシネオールフェノール、タンニンなどは、
過剰摂取することで害を及ぼしますが、
少量の摂取ではデトックスにも役立つ成分です。
ところがこの中で最も危険なものが青酸配糖体です。

これは摂取し、体内で分解されることで
有毒物質である青酸(シアン化水素)を生じます。
青梅の毒もこの青酸配糖体であるアミグダリンという物質です。

ユーカリに含まれる青酸配糖体は大きく分けて3種類あります。
このアミグダリンプルナシン、サンブニグリンという物質です。
この中でもユーカリに最も多く含まれているのがプルナシンで、
このプルナシンは青梅にも少し含まれているようです。

どのユーカリにどの物質がどれだけ含まれているか、
これについては今のところ目立った文書は見当たりませんが、
この青酸配糖体を多く含むことが実証され、
比較的毒性が強いと言われているユーカリを下記に記します。

これはあくまでも学術的な調査が行われて、
毒性の強いユーカリとして文書に記されているものです。
これ以外のユーカリについては
安全であるという証明がなされているわけではありませんので
摂取などされる場合はくれぐれもご注意ください。

-----------------------------
Eucalyptus acaciiformis
Eucalyptus burdettiana
Eucalyptus caleyi
Eucalyptus camphora
Eucalyptus cladocalyx
Eucalyptus cylindriflora
Eucalyptus diversifolia
Eucalyptus eximia(Corymbia)
Eucalyptus leptophleba
Eucalyptus leucoxylon
Eucalyptus megacornuta
Eucalyptus microtheca
Eucalyptus nobilis
Eucalyptus orgadophila
Eucalyptus ovata
Eucalyptus ptellaris
Eucalyptus pilligaensis
Eucalyptus polyanthemos
Eucalyptus rudderi
Eucalyptus steedmanii
Eucalyptus tectifica
Eucalyptus viminalis
Eucalyptus yarraensis
-----------------------------


目標にしていたcamphoraのお茶は
少しだけ気をつけた方が良いかもしれませんね。

# by eucalyptus_k | 2010-11-12 17:17 | ユーカリ(茶・酒)
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