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ユーカリ・カエシア・マグナ(caesia ssp. magna)の開花!

先日から蕾についての記事をアップしていた
ベランダのcaesia ssp. magna
ついに開花しました!

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他のユーカリの花と比べると
かなり大きな花で存在感があります。

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大きさは一番開いている箇所で
500円玉より一回りほど大きなサイズです。

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赤い花と聞いていましたが、
完全にショッキングピンクです。
macrocarpaの花に良く似ていますが、
それよりも若干ですが濃いピンク色です。

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中心部は蜂蜜がたっぷりです!

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試しになめてみましたが、
子供の頃になめたツツジの蜜と同じ
爽やかな甘さを感じます。

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写真のようにcaesia ssp. magnaの花は
何故か下を向いて付くようなので、
蜜が少し垂れてきています。

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今回は冬の痛みもあって
幹はあまり白くはなっていませんが、
がくの部分は白く粉を吹いているのがわかります。

この白と花のピンクの対比が
シルバープリンセスという名前の由来です。

花を咲かせたいユーカリとしては
最も楽しみにしていた品種の一つだったので、
開花の感激はひとしおです!

今回も文字で多くを語るよりも、
たくさんの写真に全てを語ってもらうことにします。

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# by eucalyptus_k | 2015-04-15 18:00 | ユーカリ(花と蕾)
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カエシア・マグナ(caesia ssp. magna)の蕾速報

どんどんと暖かくなり、
私も酷い花粉症に悩まされるようになりました
季節は間違いなく春と言って良いでしょう。

まだ三寒四温の日が続く可能性もありますが、
びっくりするほどに暖かい日もあって、
多くのユーカリでは新芽が動き出しています。

先日から注目している
caesia ssp. magnaの蕾も
どんどんと膨らみ始めています。

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caesia ssp. magna
早春に開花する品種のようなので、
近日中に開花する可能性があります。

他のユーカリに比べると
かなり大きな蕾であることがわかります。

fancybox記事361の画像4

全体の引き写真を撮っても、
蕾の場所がはっきりとわかるほどです。

fancybox記事361の画像5

他にもtorquatatorwood
woodwardiidecipiensの蕾も
同じように膨らんできているので、
春の開花が楽しみになってきました。

今まで数日に一回の水遣りで
ユーカリとはあまり触れ合うことのない
日々が続いていましたが、
そろそろ毎日顔を合わせる日々がやってきます

# by eucalyptus_k | 2015-03-30 11:49 | ユーカリ(花と蕾)
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やっぱりgunniiは美しい!

珍しいユーカリを多数育てている私ですが、
実は最もありふれたユーカリである、
gunniiの栽培があまり得意ではありません。

ユーカリを育て始めた初期から栽培している
立派なgunniiを一昨年に枯らせてしまい、
我が家にはマトモなgunnii
一本もない状態が長らく続いていました。

ただタネは各亜種で管理していますので、
原種のgunnii ssp. gunnii
亜種のgunnii ssp. divaricata
別種になったarcheriと3種類しっかりあります。

すでに別種扱いなので、
gunniiと言って良いのかわかりませんが、
その中でもarcheriだけはガンガン成長していて、
150cmを越えようという勢いです。

fancybox記事360の画像1

ぶっちゃけ別種扱いになったくせに
イマイチその他のgunniiとの違いがわかりません。

fancybox記事360の画像2

上の写真のように左右対称ではない葉が出ることと、
新芽の白さの割に、下葉の青色が濃くなることなどが
archeriの特徴のようですが、
個体差と言い切ってしまえる程の差でしかありません。

我が家には学名にgunniiと付くマトモな株が一本もない、
そんな情けない状態でコツコツとgunniiを育ててきて、
やっとこさそれなりの株が揃ってきました。

気候自体があまり大阪に合っていないこともありますが、
我が家では、高温乾燥好きな
西AZのユーカリばかりを育てていることもあって、
総合的にgunniiに合った環境を完備できていません。

またどうしてもその強健な性質に甘えて、
劣悪な場所に置いたりするので、
いきなり枯れてしまったり、
慢性的に生育状況が良くなかったりしていました。

少し良好な場所に置いてあげたら、
やっとマトモに育ち始めてきた
gunnii ssp. divaricataです。

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fancybox記事360の画像4

冬場の白く輝くような丸葉は、
albidagilliiの銀葉にも引けを取りません。

gunniiの中でも、このssp. divaricataは、
園芸品種として最も人気がありますので、
日本のgunniiの中にも良く混ざっています。

Silver Dropという名前が付いているものは、
このssp. divaricataであることが多いようです。

最も小丸葉が映えて、
銀葉の美しくなるgunniiですので、
栽培にはオススメの種になります。

次は私の手抜きのせいで、
最も栽培の遅れている原種のssp. gunniiです。

fancybox記事360の画像5

まだ15cm程度の小苗ですが、
今年の寒い冬をものともしません。
耐寒性最強クラスは伊達ではありません。

今のところあまり大きな違いはわかりませんが、
3種の中では最も楕円型の大きな葉になるようです。

こうしてしっかりと育ててみると、
改めてgunniiは綺麗だなと思わされます。

ユーカリマニアには、
少し面白みの欠けるユーカリなのかもしれませんが、
美しいgunniiをしっかりと育て上げることも、
ユーカリ栽培の醍醐味ではないかと思いました。

しばらくは、少し力を注いで栽培を行い、
gunniiについてもさらに勉強したいと思います。

# by eucalyptus_k | 2015-02-09 17:38 | ユーカリ(栽培実績)
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冬場の水遣り例(albida)

非常に寒い日が続いています。
地域によっては激しい積雪もあり、
明らかに近年で最も寒い冬になっています。

今年は例年は痛むことのないようなユーカリでも
それなりに葉が汚くなったりすることもあり、
特に寒さに弱いユーカリ(0℃推奨/-3℃限界クラス)では、
一枝まとめて枯れてしまったものもあります。

それでもかなり水分量を控えめにして、
しっかりと天候のチェックをしていますので
枯死してしまうような株はありません。

今日は参考までに
我が家の冬場の水遣り例をご紹介します。

fancybox記事359の画像1

これは人気の白銀種albidaです。

albidaは非常に耐寒性の高いユーカリで、
-10℃くらいは耐えられるのでは?とさえ思う程ですが、
それでも乾燥気味の管理を心掛けないと、
耐寒性が激減して激しく傷むことになります。

写真をみてもわかるように、
冬場でも非常に綺麗な葉を維持しています。

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こちらは枝先の新しい葉の部分ですが、
暖かい日には新芽を展開しているのでは?
という程に美しく元気です。

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下の方の古い葉を見てみると、
少しは痛みが出ているのがわかります。

ちなみに私は今この症状を
敢えて痛みと言いましたが、
正直これは痛みの内には入りません。

最近冬場の葉痛みを避けたい
というお問い合わせがいくつかありますが、
もしこの程度の痛み?を防ぎたい場合には、
温室を購入するしかないように思います。

私が傷んでいるなと思うのは、
完全に全ての葉が霜焼けで半枯れしていたり、
先述したように一枝全部枯れてしまったりといった場合です。

現在、このalbidaは、我が家でも
非常に美しい姿を保っているユーカリの一つですが、
水遣りをミスってしまうと、
みるも無残な姿になってしまうことになります。

毎年albidaは耐寒性が強いこともあって、
冬季でも鉢の表面から水を与えていました。

その場合、昨年と一昨年の冬は今年の冬よりも
遥かに温暖であったにも関わらず、
この写真よりも遥かに傷んだ状態になっていました。

今年からは他の西AZのユーカリと同じように
鉢底のスリットからのみ水をかけるといった
底面吸水スタイルに切り替えました。

その結果、今年の冬はかなり寒いにも関わらず、
個人的にはほぼ痛みゼロという状態になりました。

このalbidaはもう1週間程度も
鉢底のスリットからでさえ水をかけていませんので、
鉢の表面は見事なまでにカラカラに乾いています。

fancybox記事359の画像4

では鉢底のスリットを見てみます。

fancybox記事359の画像5

中に見える土はまだ十分に湿っているのがわかります。
このような状態であれば、一切水を与えなくてもOKです。

晴天続きで1週間と少し経過したころに
鉢底のスリットを見てみると、

fancybox記事359の画像6

このように少しずつ乾いてきているのがわかります。

まだ奥の方が湿っているので、
あと数日は放置しても水切れにはなりませんが、
寒い冬に毎日水遣りをするのも大変なので、
このくらいであればスリットから水をかけてもOKです。

ちなみに我が家のalbidaは、
樹高がそこそこあって根張りが良く、
冬季の吸水量がそれなりに多い方なので、
この1週間と少しというのは比較的頻繁な方です。

例えばmacrocarpakruseanaなどは、
スリットに水をかけてから、
2週間以上は軽く放置できますし、
orbifoliayoungianaなどは半月以上放置したとしても、
まだスリットから見える土は湿っています。

一部の湿潤を好む東AZのユーカリや、
鉢の大きさの割に樹高が3m近くあるような株の場合には、
最速で4~5日に一回程度、
用土表面から水を与えることもあります。

ただそのような品種は非常に少なく、
主には冷涼湿潤を好む品種であったり、
冷涼な湿地帯に生息する品種になります。

ユーカリ中では湿潤を好むと言われるgunniiでも、
我が家では週に1回程度、
鉢の表面から水を与えるかどうかです。

最も水食いなのがmullerianaで、
6号鉢に120cm程の株で4日に一回程度、
用土表面からの水遣りになります。

あくまでも半日陰の我が家のベランダの例なので、
日照の良い場所で管理を行っている場合には
大きく変わってくると思いますが、
冬場は恐ろしく水を吸わないことがわかると思います。

皆さんのユーカリたちも、過湿を避けて
無事に冬を乗り切れることを祈っています!

# by eucalyptus_k | 2015-02-04 18:34 | ユーカリ(栽培知識)
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カエシア・マグナ(caesia ssp. magna)の蕾

寒い日が続きますが
合間でたまに暖かい日があると
新芽を展開させたり、
蕾を成長させるユーカリがあって、
本当に凄いなと思わされます。

そんな中でひと際大きく目立つのが
シルバープリンセスこと
caesia ssp. magnaの蕾です。

fancybox記事358の画像1

このcaesia ssp. magnaは、
花が非常に魅力的なユーカリですので、
蕾ができた時にはとても感激しました。

ただここまで蕾の大きなユーカリであるとは
夢にも思っていませんでした。

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もちろんユーカリで最大の花を咲かせる
macrocarpaの蕾には及びませんが、
写真のように他のユーカリの蕾と比べると
格段に大きいことが分かります。

花が咲くとミニバラくらいの
大きさの花が期待できるのではないでしょうか?

非常に頑丈で硬い蕾と枝ですので、
相当の暴風でも痛むことはありません。

今冬の寒さと暴風を無事に乗り越えることができたら、
恐らく今春には開花するのではないでしょうか?

fancybox記事358の画像3

写真のように純白に染まった茎と蕾、
真っ赤な花の組み合わせが
シルバープリンセスの名の由来です。

我が家ではまだ茎はそこまで白くはなっていませんが、
蕾は段々と白みが増していっています。

大きな赤い花の開花が
今からとても楽しみです

# by eucalyptus_k | 2015-01-13 13:29 | ユーカリ(花と蕾)
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