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当ブログの掲載写真の使用について

最近、当ブログの写真を商品画像などで使用したい
という方が出てきてくれてびっくりしています。

このブログも皆様のおかげで
メジャーになったのだなあととても嬉しく思います{#微笑}

お写真をご利用いただくことは可能ですが
下記の内容をお守りいただくことが条件となります。
恐れ入りますが何卒よろしくお願いいたします。

-------------------------------------------------------------------
●必ず事前にご一報ください。
●ご一報いただいた内容・商品の他に使用する場合は
 お手数ですが再度ご一報ください。

●商用利用に際しては、クレジット表記をお願いします。
 ※現在は自動で全ての画像にクレジット表記が付加しています。
 ※クレジット表記なしの画像を非商用利用したい場合には、
  一度ご一報の上、ご相談ください。

-------------------------------------------------------------------

写真使用に関してはうれしい限りなのですが、
2つだけ困ったことがありますので、面倒をおかけいたします。

その困ったこととは
□写真が悪意のある事項に使用されること
□商用利用の場合、私が商品を販売していると勘違いされること
の2つです。

この2つのことを避けるためにも
ご一報いただくことと商用の際のクレジットの表記について
何卒ご理解いただければと思います。

今後とも当ブログをよろしくお願いいたします。

# by eucalyptus_k | 2012-02-05 16:53 | その他
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ブログが携帯にも対応しました

当ブログが携帯にも対応しました。

本ブログと同じこのURLにアクセスいただければ、
自動で携帯用ブログへと転送されます。

ユーカリ品種別検索には非対応ですが
後は大体同じ機能で利用いただけると思います。

私を含め、私の周りはスマホばかりなので、
携帯シミュレーターでテストして制作しました。

そのため、どうしても携帯実機でのテストができていません。

何か不具合や見にくい点などありましたら、
お問い合わせフォームより
遠慮なくお問い合わせいただけると助かります。

今後とも当ブログをよろしくお願いします{#星}

# by eucalyptus_k | 2012-02-05 08:00 | その他
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困ったユーカリの症状

最近、家のほぼ決まった品種のユーカリに
厄介な症状が発生して困っています。

それは、どのような症状かというと、
まず初めに葉の緑色が薄くなり、
(これは全く色素には変化のない場合もあり)
葉に赤いシミや茶色い斑点が無数にできて、
その後、葉が枯れたりボロボロになったりします。

これは当初、菌類による病気であろうと考えていましたが、
殺菌剤散布による改善は全く見られませんでした。

親愛なるこあら師匠のところでも
同じ症状に悩まされていらっしゃるとのことです。
その記事はこちら>>>

家でこの症状に合う品種は
主に西オーストラリアの品種に多く、
macrocarpa/macrocarpa ssp. elachantha
pachyloma/Moon Lagoonなどに発生します。

特にmacrocarpa ssp. elachantha/pachylomaでの発生率は
ほぼ100%に近くなっているほどに深刻です。

この症状は、
・鉢の小さな(用土の少ない)から発生する
・植えつけて半年以上経ってから発生する
という特徴があるため、
用土中の物質が関係しているのではないかと推測し、
現地の栽培者にヒントを求めてみました。

その結果、
用土内のミネラル分の不足による壊死
という回答が得られました。

不足している可能性のある成分については
特に回答は得られませんでしたが、
色々試してみると良いと言われました。

基本的にはユーカリは肥料分をあまり必要とせず、
海外の園芸指南書によると、
ほぼ施肥なしでも育てられるとあります。

ところが育てていると、
一部で比較的多肥を好むものも存在することがわかりました。

例えば、Moon Lagoonは比較的多肥を好み、
用土もアルカリ性よりの用土を好む傾向にあります。

上記の症状が発生したMoon Lagoon
実家の庭で半ば放置気味のもので、
ベランダで多肥気味に育てているものには全く発生していません。

また、こあら師匠のところではtetragonaにも
症状があらわれているとのお話ですが、
家ではtetragonaにはほとんどこの症状は現れていません。

実はtetragonaは実験的に、
植えつけ時に少し多めに苦土石灰を混ぜ込んであり、
もしかするとこれが功を奏したのかもしれません。

別にある硬質赤玉土単用の放置tetragonaポット苗では
二年目から少しこの症状が発生し始めています。

pachylomaはとても深刻で、
一年目の秋くらいから酷い状態になっています。
これも、現在、苦土石灰や有機石灰を多めに与えて様子を見ています。

最も酷いmacrocarpa ssp. elachanthaでは、
早い時期から苦土石灰や有機石灰などを与えていますが、
今のところほとんど改善が見られていない状況です。

総合的で一般的な肥料を与えながら
様子を見るのが最も良い方法ではありますが、
敢えて、各成分ごとに与えていきながら、
その経過を観察していきたいと思います。

取り急ぎは、
Osakano Jieさんがトライされているカキ殻石灰や、
カリウム、マグネシウム、カルシウム、窒素などを
敢えて少し多めに与えながら様子を見ていきたいと思います。

他にも葉面散布できる
効果的な化学肥料がありそうですが、
これはどれも少し高価なので、
親愛なるこあら師匠にお任せしたいと思いますTongue out

# by eucalyptus_k | 2012-01-27 17:16 | ユーカリ(栽培知識)
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【ユーカリ紹介-40】
ユーカリ・ロダンサ (Eucalyptus rhodantha)

記念すべき第40回目は
macrocarpaに次いで大きな赤い花を咲かせ、
丸葉版のmacrocarpaといった外観が美しく、
ユーカリの女王と呼ぶにふさわしい、
ユーカリ・ロダンサです。

◎ユーカリ・ロダンサ
【学名:Eucalyptus rhodantha】
【英名:Rose Mallee】
fancyboxロダンサ(Eucalyptus rhodantha)の画像1

fancyboxロダンサ(Eucalyptus rhodantha)の画像2

最近、ユーカリマニアの間では
macrocarpaが少しだけメジャーになってきました。
各所で販売されているという情報も入ってきています。

ところが、そのmacrocarpaの影に隠れてしまい、
かなりレアな存在になってしまっている
ユーカリの女王的存在なのがこのrhodanthaです。

このrhodanthaは海外や現地オーストラリアでも
比較的レアなユーカリで、自生株を見つけるのが困難で、
タネの入手も少し難しく、高価になっています。

外観を見ていただくと、
ちょうどmacrocarpaを丸葉にしたような外観で、
性質も香りも花も、色々な部分が良く似ています。

rhodanthaとは英名の通りRose(薔薇)の意味で、
下の写真のような赤い大きな花を咲かせます。

fancyboxロダンサ(Eucalyptus rhodantha)の画像3

私もまだ実物の花を見たことはないので
詳しくはわかりませんが、サイズは少し小さいものの、
macrocarpaの花にとても良く似ています。

両方咲かせて、二種の花を実際に見比べてみるのが、
私の大きな目標の一つでもあります。

性質が似ているということは、
栽培難易度もmacrocarpaに次いで高めになっています。

これは私の環境での話で、
育てる環境によっても異なってくるとは思いますが、
私がrhodanthaを育てている印象では、
発芽~初期の育苗はrhodanthaの方が少し難しく、
15cm程度からの栽培や葉を綺麗に保つのは
macrocarpaの方が圧倒的に難しいという感じです。

また、macrocarpaと同程度の日光を必要とします。
これは、終日直射日光がふんだんに当たる環境を好むという、
ユーカリでも最高に日光を必要とするレベルです。

rhodanthaを半日陰以下の環境で育てた場合には、
いつまで経っても葉が大きくならずに
しまいには枯れてしまうことになります。

30cmを超えるくらいになってくると、
macrocarpa程、シビアな水分管理を必要としなくなるので、
rhodanthaの方が幾分育てやすいともいえます。

とはいえ、どちらかというと手のかかるユーカリなので、
決して初心者向けとはいえません。
雨が降るたびにわざわざ鉢を移動するくらいの
熱心でマメな人向きのユーカリといえます。

生息地は西オーストラリア州の州都パースの
北部から北東部にかけて広がる半砂漠地帯です。
年間降水量は250mm(大阪の1/6)程度で
最高気温が50℃近くにまでなるような過酷な環境です。

また、夏はほとんど雨が降らずに
雨のほとんどは冬季に集中していることも、
日本と真逆の環境であることがわかります。
そのためrhodanthaは高温多湿を極度に嫌います。

macrocarpaよりもさらに暖かい地域に生息しているため、
寒さに対してはrhodanthaの方が若干弱くなります。
アメリカなどの栽培ガイドを見てみると、
冬は温室で管理する植物のリストに入っています。

樹木としては大きくても3m程度といった低木で、
木というよりはBush状(藪状)に広がって育ちます。

fancyboxロダンサ(Eucalyptus rhodantha)の画像4

macrocarpaもとても行儀が悪く、
上よりも横に伸びることが多いユーカリですが、
rhodanthaはさらに行儀が悪く、
横に伸びることがほとんどといって良いほどです。

茎や葉はとても硬いので、
幹を真っ直ぐにするために立てた木の支柱が
ある日、横に引っ張られて折れていた
なんてことが何度かありました。

rhodanthaの魅力は何と言っても
まずその白銀大丸葉の美しさではないでしょうか

fancyboxロダンサ(Eucalyptus rhodantha)の画像5

かなり大葉で男前なmacrocarpaに比べると、
丸葉が可愛く、少し女性的で美しい印象があります。

ただ、cinerea/kruseanaなどの銀丸葉と比べると、
遥かに肉厚でgoniocalyxも顔負けの大丸葉になります。

またもう一つの魅力は
やはりRoseの異名を持つ美しい大きな赤い花でしょう。

日本でもmacrocarpaの栽培情報や開花情報を
最近はちらほら聞くようになってきましたが、
このrhodanthaは私の周り以外では
育てているという話を全く聞いたことがありません。

このユーカリを開花させることができたら
もしかすると日本で初めて!
なんてことになるかもしれません。

私もmacrocarpaと共にrhodanthaの開花を
当面の目標と定めて、日々精進しています。

rhodanthaの育て方のポイントは
こちらの記事のmacrocarpaの育て方のポイント
を参考にしてみてください。

macrocarpaよりも過湿に対する耐性があり、
雨に当たっても葉が汚くなることは少ないように思います。
また、macrocarpaよりも少し、
水切れに対する耐性が少しだけ強くなっています。

ただし、実際にはmacrocarpaよりも
水が好きなところもあり、
水分が足りなくても、中々枯死することはありませんが、
成長が全く進まなくなるので注意が必要です。

ただし、葉が丸葉でmacrocarpa以上に肉厚なので、
水切れサインがわかりにくいので注意してください。

どうしても自信がないという人は、
kruseana/lehmannii/tetragona/albida/crucisといった
西オーストラリアのユーカリをまず育ててみて、
その水分管理の特徴を身につけると良いと思います。

fancyboxロダンサ(Eucalyptus rhodantha)の画像6

rhodanthaの耐寒性ですが、
現地の栽培者の話では-3℃が限界と聞いていました。
ところが昨年の冬は-5℃でも大した葉痛みがありませんでした。
今年も大事をとって、夜は簡易温室に入れていますが、
全くといっていいほど、葉の痛みはありません。
葉が分厚いためか、寒風にもかなり強かったです。

ただし、霜にはかなり弱いようなので、
冬季は屋外でも軒下などに置いて
霜を避ける必要があると思います。

寒さが心配だということで、
冬季に室内で管理するのは絶対に止めましょう!
室内管理は鉢に余分な水分が残るために根が傷み、枯れます。
私の室内管理の枯死率は100%です><;

冬季に寒さが心配な人は、私と同じように、
ホームセンターなどで売られている簡易温室に入れましょう。
もちろん昼間は扉全開でマイナスにいくような日の夜間のみ扉を閉じます。
思っていたよりもなかなか寒さには強いユーカリです。

気になるrhodanthaの香りですが、
macrocarpaよりもさらに良い香りで、香り自体もとても強いです。
手で葉を軽くはたいただけでほんのりと良い香りが漂います。
また水遣りのときなどに葉に水をかけたときも微かに香ります。
甘くアロマティックで爽やかな花のような香りがします。

葉をクラッシュして強く香ると、
葉の生臭さが少し出てしまいますので、
軽くはたくなどで微かに漂わせる方が
花の香りが強くなって、魅力的な香りに感じます。

fancyboxロダンサ(Eucalyptus rhodantha)の画像7

美しくもとってもレアなrhodanthaですが、
なんと!!親愛なるこあら師匠の農場に在庫があります。
もし興味のある方がいらっしゃったら喜んでご紹介します!

rhodanthaはタネから販売できる苗サイズにまで育てるのが、
非常に厄介で手もかかり難しく、
さらに発芽率が極端に悪く、タネ自体も高価です。
そのため、少しだけ値は張りますが、何卒ご理解ください。

rhodanthaに関しても、私はずっと勉強中です。
もしrhodanthaを購入された方がいらっしゃったら、
一緒に情報をシェアしながら育てていけたらと思っています。

もしよろしければ、
この記事に非公開でメアドを書いてくだされば、
メールを返信させていただきます。
よろしくお願いします。

fancyboxロダンサ(Eucalyptus rhodantha)の画像8

ぜひ、ユーカリの女王rhodanthaを育ててみて、
その美しさに酔いしれてみてください♪

------------------------------
<栽培難易度:E>
香良さ:★★★★★
香強さ:★★★★
成長力:★★

要水分:★
耐過湿:★★
耐水切:★★★★
耐日陰:☆
耐移植:★★
耐寒性:★★
耐暑性:★★★★★
耐病虫:★★
------------------------------
※A簡単~E難しい / A+...Aより少し難しい

 
# by eucalyptus_k | 2012-01-13 16:10 | ユーカリ紹介
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未だに識別できていないユーカリ

ユーカリをタネから育てていると、
違う品種のタネが紛れ込んでいて、
購入したユーカリとは全く違うユーカリが育つことがあります。

業者のタネの管理が悪いといえばそれまでですが、
あんな小さなユーカリのタネが、
少し紛れ込んだりするのは仕方のないことかもしれません。

購入したユーカリと別の品種が育つのは
ある意味少し得をした気分にもなります。

ところが、私のように品種で管理をしているマニアな栽培者や、
こあら師匠のように販売するために栽培されている方には、
ユーカリの品種が特定できずに困ることがあります。

私も数々の出自不明なユーカリたちを
ユーカリ識別ソフトと経験と
現地の栽培者との交流から何とか識別してきました。

cephalocarpaとされていた品種はfasciculosaでした。
neglectaとされていた品種はcrenulataでした。
その他にも色々ありました。。。

ところがcamphora名で購入したユーカリは
未だに完璧な識別ができていません。

Osakano_Jieさんや、daaazさんにも、
Eucalyptus camphoraとしてお配りしたユーカリです。

こちらが幼い時の写真

fancybox記事177の画像1

fancybox記事177の画像2

そしてこちらが現在1m程度まで育った状態の写真です。

fancybox記事177の画像3

fancybox記事177の画像4

fancybox記事177の画像5

ユーカリ識別ソフトや
現地のプロからの情報では90%近い確率で
Eucalyptus kitsoniana
ではないかということになっています。

現在、kitsonianaは別途育苗中です。
まだ数センチなので識別はできていません。
春を過ぎれば、恐らくわかってくることと思います。

このユーカリさえ、識別できてしまえば、
今育てているユーカリの中に、
出自不明なものは一つも存在しなくなります。

# by eucalyptus_k | 2012-01-09 19:30 | ユーカリ(品種知識)
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