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今日の植え替えはEucalyptus albida(アルビダ)

今日の植え替えは、学名に「白」の意味を持つ、
Eucalyptus albidaです!

fancybox記事317の画像1

このユーカリは当初、
知る人ぞ知るマイナーなユーカリでしたが、
最近は随分とメジャーになり、
ネット等でも良く見かけるようになりました。

ただ、依然育てるのが難しいというクレームが多いようで、
販売者を悩ませ続けているようです。

ただ個人的にはそこまで難しいユーカリではなく、
ポイントさえ分かってしまえば、
比較的強健で西AZのユーカリの中では楽な方です。

写真の株は既に樹高が80cm程度ありますが、
この植え替えまで、スリット鉢の5号ロングで育てていました。

この時点でやっとこさ根がパンパンで、
そろそろ植え替え時だったとも言えますが、
粘ればまだまだこの鉢でいけたという感じです。

一般的な植物の鉢植えから見ると、
この樹高で5号では少し鉢が小さいように感じますし、
実際に風の強いオープンスペースに置いていたら、
簡単に転倒してしまうような状態でした。

fancybox記事317の画像2

ところがここが一つ大きなポイントになります。

albidaはユーカリの中ではかなり乾燥を好み、
吸水量もかなり少ない部類に入ります。

そのため、用土が無駄に長期間湿っていると、
根張りがうまくいかずに、生育が著しく悪くなります。

そのためには、特に初心者の方は、
ワンサイズ以上小さな鉢で育てることと、
かなり乾燥力の高い用土で育てることが大切です。

結論としては、用土の質と鉢の大きさ(用土の量)、
そして日照と置き場所さえ間違わなければ、
放置でも楽に育てられるユーカリなのです!

とはいえ、普通の観葉植物とは大きく異なり、
そのようなalbidaの特性を知らない人が、
通常の植物と同じように育ててしまうと、
育てるのが難しいということになってしまいます。

日照は真夏でも終日直射日光が推奨ですし、
用土も通常の観葉植物用土では少しキツイです。

また、とても美しいユーカリですから、
多くの人は、大体少し大きめの
陶器製の美しい鉢に植え付けます。

陶器製の鉢が決して悪いわけではありませんが、
なるべく乾燥力の高い鉢の方が生育は良いです。

ただそこに通常の観葉植物用土を使用して、
大きめの鉢で一般的な頻度の水遣りを行ってしまうと、
さすがにalbidaの性質上、枯れることも多いでしょう。

要するに決して難しいわけではなく、
しっかりと特性を理解して、その性質に合わせた栽培を行えば、
albidaは普通に育てられる植物であるということです。

もっと難しいと言われる、macrocarpa/kruseanaなどでは、
特性を理解して、しっかりとそれに合わせて育てていても、
ちょっとした失敗でいきなり枯れることもありますので、
それに比べると、圧倒的に楽なユーカリです。

fancybox記事317の画像3

ただ、少し厄介なのは、
albidaのような性質の植物の栽培に慣れ過ぎると、
その他の湿潤を好むユーカリや、
一般的な在来の植物の栽培が全然合わなくなってきます。

長年このような乾燥好きなユーカリを育て続けていると、
植物は水が要らない、乾燥やガンガンの日光が好き、
肥料も土壌改良もほとんど要らない、
という固定概念が出来上がってしまうので、
私はお恥ずかしながら、今でもパセリを枯らせたりします

人間も個人個人で性質や価値観が全く違います。
それと同じで、植物にも個々の特性があるということです。

ただユーカリに関しては、このような情報が少なく、
私のようなマニアが実地で培っていくしかありません。

albida銀葉ユーカリの至高といっても間違いありません。
日本でも随分と手に入りやすくなっていますので、
是非とも育てていただきたいオススメのユーカリです!

# by eucalyptus_k | 2014-04-18 12:05 | ユーカリ(栽培実績)
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今日の植え替えはEucalyptus platypus(プラティパス)

暖かくなってきて、
植え替え(鉢増し)もどんどん進んでいきます。

今日の植え替えはEucalyptus platypusです。

fancybox記事316の画像1

このユーカリは西AZに生息するユーカリで、
MalletとかMarlockとか呼ばれる、
ユーカリでは少し特殊な樹形に育つ品種です。

ユーカリの多くに生じるLigno-tuber(地際の瘤)を生成せずに、
主幹からたくさん枝分かれをした茂み状に育っていきます。

fancybox記事316の画像2

その性質はとても顕著で、他にはないくらいに
激しく枝分かれして、樹高よりも幅の方が大きくなっています。

写真の株もかなり真っ直ぐに矯正していますが、
矯正なしだとかなりの幅に拡がり、バラバラになります。

西AZのユーカリというと、激暑の環境が好きで、
あまり水を吸わない、強乾燥を好むイメージが強いですが、
pachylomapreissianaなどと同じように、
かなり涼しい季節メインで成長を進めます。

また吸水量もなかなか激しく、
東AZのメジャーなユーカリ顔負けです。

現地の文献では、湿地帯などにも生息しているようなので、
西AZのユーカリ=半砂漠という図式が
あまり成り立たないユーカリと言えます。

この株は本当に根がパンパンでもう限界だったので、
5号から6号へと鉢増しを行いました。

比較的低木での開花が見込める品種で、
花が面白くて人気のあるユーカリですので、
今年は開花が実現できるでしょうか?

花は主にはライムグリーンの花が咲くようですが、
クリーム色やピンク色の花が咲くこともあるようです。

fancybox記事316の画像3

葉は全く白みを帯びていないからでしょうか?
あまりガンガンの日光に当てすぎると
真夏には少し葉焼けすることもあります。

そのため、あまり置き場所を問わず、
半日陰くらいでも結構順調に成長してくれます。

タネ播きから育苗の間には、
立ち枯れが多発して、本当に難儀しましたが、
大きく育ってからは、とても楽なユーカリです。

日陰にも、過湿にもそれなりに強く、
面白い樹形と美しい花が魅力!
それに加えて、中々に香りが強く、
良い香りもするので、とても興味深いユーカリです。

西AZのユーカリ入門編にも最適ですし、
成長しても細葉には変わらず、たくさんの花を咲かせます。
広い庭の庭木としても面白いかもしれません。

# by eucalyptus_k | 2014-04-14 17:06 | ユーカリ(栽培実績)
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春の訪れとユーカリの植え替え

桜も咲き終わって辺りはもうすっかり春です
段々とユーカリの吸水量も増えて、
新芽に動きが出てきました。

そんな中で新たにタネを播いたり、
ポット苗を鉢に植え替えたりしています。

今日も昼ご飯の合間に、4鉢植え替えを行いました。
当初は本当に植え替えが苦手で、色々と失敗もありましたが、
最近は随分と手慣れてきたもので、
パッパと流れ作業でできるようになりました。

まず一つ目はpleurocarpa
この株は昨年見事な花を咲かせてくれたので、
今年も期待大です!

fancybox記事315の画像1

fancybox記事315の画像2

冬場の過湿と寒さで下葉に少し傷みが出ていますが、
今年の冬の寒さでも新芽には全く傷みがありませんでした。
これからの成長に期待しています。

二つ目はBabyBlue
置き場所の悪さと夏の傷みが残っていて、かなりボロボロですが、
今回から置き場所をかなり良い場所に移動させて、
これから復活させていきたいと思っています。

fancybox記事315の画像3

我が家のベランダはどうしても置き場所に限りがあるため、
置き場所の悪い株はどんどんと傷み、
置き場所の良い株はすくすくと元気に育っていきます。

このBabyBlueのように丈夫な品種を中心に、
枯れない程度の置き場所ローテーションと
ある程度の妥協がどうしても必要になります。

三つ目はcampaspeです。
これは西AZ出身の白銀細葉が魅力のユーカリで、
今回発の鉢上げになります。

fancybox記事315の画像4

まあ西AZのユーカリの例に漏れず、
なかなかに我儘で厄介なユーカリです。

このような激しい日光を必要とするような品種には、
置き場所のローテーションは行わず、
常に日照や風通しの良い場所に置いています。

四つ目は何と!
最後の品種不明ユーカリです。

fancybox記事315の画像5

accedensのタネに混ざっていたものです。
西AZ限定のタネ屋で購入していますので、
西AZ出身のユーカリであることは間違いないでしょう。

最初はlehmanniitorquata辺りかと思っていましたが、
葉や幹、新芽の出方などを見るとどれも違うようです。

fancybox記事315の画像6

ただこのような細葉の一般的なユーカリは、
非常にたくさんありますので、明確な識別を行うには、
もう花を咲かせるより他にありません。

育てている感じではtorquataに近しい品種のようですし、
あまり大きく育つような感じはしないので、
このまま育て続ければ、開花の見込みは十分にあると思います。

このユーカリは非常に強健で、寒さや過湿にも強く、
西AZのユーカリの中では、日照にもまあまあ寛大で、
かなり育てやすいユーカリです。

春も進んで、これからユーカリ栽培は
どんどんと活動的になっていきます。

皆さまがお育てのユーカリの近況など、
お時間のある時にでもお知らせ願えたら嬉しいです

# by eucalyptus_k | 2014-04-10 23:17 | ユーカリ(栽培実績)
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実家の庭の花と蕾速報

今日、久々に実家の庭を訪れてみると、
少し珍しいユーカリと、花の美しいユーカリが
開花&蕾ができているのを発見しました。

まず、開花をしていた珍しいユーカリですが、
Eucalyptus uncinataです。

最高樹高は大きくても8m程度のユーカリなので、
樹高がすでに150cmを超えたこの株で開花すること自体は、
驚くべきことではないかもしれませんが、
uncinataの開花情報は私の知るところでは初めてです。

fancybox記事314の画像1

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開花のピークはすでに少し過ぎていますが、
それでもいくつか未開化の蕾が残っています。

fancybox記事314の画像3

花は良くある、ありふれたユーカリの花ですが、
一度に開花する量が多いので、なかなかに華やかです。

fancybox記事314の画像4

fancybox記事314の画像5

現在はまだ丸みのある葉が出ていますが、
いずれはHook-leaved Malleeという英名通りの
フックのような鎌形の細葉へと変化していきます。

次はまだ蕾の段階ではありますが、
とても美しいピンク色の花が特徴の
Eucalyptus torquataです。

fancybox記事314の画像6

現在は開花間近の蕾ですが、
ちょうどこの形がtorquataの学名を良く表しています。

torquata首飾りなどのカラーという意味で、
この特徴的な蕾は、その名前の通り、
カラーのような形をしているのがわかります。

fancybox記事314の画像7

torquataはすでに親愛なるこあら師匠の農場
開花情報を伺っていますが、
私のところで花が咲くのは初めてになります。

花が咲いたら、是非とも
こちらでご報告したいと思います。

このtorquataの樹高は現在140cm程度で
状態もかなり良く、蕾の数もとても多いので、
余程のことがない限りは、無事に開花すると思います。

特に花の美しい品種なので、今から楽しみです

# by eucalyptus_k | 2014-03-23 19:33 | ユーカリ(花と蕾)
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【品種別栽培ガイド-11】
ユーカリ・コルダータ (Eucalyptus cordata)

続きまして第11回目は
ユーカリ・コルダータです。

◎ユーカリ・コルダータ
【学名:Eucalyptus cordata】
【英名:Heart-leaved Silver Gum】
fancyboxコルダータ(Eucalyptus cordata)の画像1

【品種情報】
最高樹高:20m前後、稀に6m前後
樹形:Tree(木立)型、稀にMallee(灌木)型
親葉への変化:逆ハート型の葉からほとんど変化なし
適合pH:弱酸性~中性(5.0-7.0)


【生息地情報】
地域:Tasmania南東部(準高山地帯)
夏季最高気温:最高値37℃、平均値16℃
夏季最低気温:最低値0℃、平均値7℃
冬季最高気温:最高値16℃、平均値7℃
冬季最低気温:最低値-8℃、平均値1℃
年間降水量:900~2600mm
(参考)東京-約1800mm、大阪-約1500mm


【一般栽培情報】
・日照
終日直射日光が推奨。
半日直射程度では著しくパフォーマンスが落ちます。
日照が悪いと葉が薄く小さくヨレヨレで貧弱になります。
そのような葉は病虫害に悩まされます。
屋内管理は完全不可。

・水遣り
かなりの水食いで乾燥耐性はあまりありません。
表面が乾いたらたっぷりというタイミングで水遣りを行い、
通常の観葉植物と同等の管理で栽培が可能です。
ただし、常に用土が湿っている程には必要ありませんが、
そのような環境でも栽培は可能です。
通年で水切れには少し注意が必要です。

・用土
通常の観葉植物用土でも栽培可です。
かなりの水食いですが、排水性は良いにこしたことはありません。
日照が良く、水切れが早過ぎるような場合でない限りは、
パーライトや軽石、川砂などを少し混ぜ込んだ方がより良いです。

・鉢
根張りがデリケートなので、横広の鉢だと、
パフォーマンスが異様に低下します。
この品種には必ず縦長の鉢を使用しましょう。
鉢植えと地植えで非常に生育に差の出る品種です。

・肥料
あまり効き目はないですが、成長期などの液肥や、
リン酸分の少ない化成の置肥などは多少は効果あり。
全く与えなくても、十分に育てることは可能。

・植え替え
根がデリケートなので、植え替え時は注意してください。
初心者は絶対に根鉢を崩さないようにしましょう。
また、真夏・真冬の植え替えは傷みやすいので避けます。

・寄せ植え
根が細かくデリケートで、植え分けが不可能になるため、
できる限り寄せ植えは避けた方が無難です。
また、吸水力が激しいので、寄せ植えした花草を
早い段階で枯らせたり、生命力を奪うことがあります。

・病虫害
日照不足や生育不良により、
うどんこ病の被害が激しく出ることがあります。
雨のかからない場所では、ハダニ被害の激しい品種です。
葉のシネオール分が非常に多いため、
その他の病虫害はほとんどありません。

・地植え
地植えすると本来のパフォーマンスが出て、
かなり激しい成長力を発揮します。
普通に育てると、すぐに数メートルに成長します。
多くの場合はTree(木立)型の立派な樹木へと成長しますが、
中には数m程度のMallee(灌木)型に育つものもあります。

・耐寒性
地植えの成樹で-12℃と言われています。
関西や関東の暖地では余裕で屋外越冬可能。
ただし、極寒の北米やヨーロッパでは生き残れないそうなので、
北海道の寒地では屋外越冬は難しいかもしれません。

・成長力
かなり冷涼湿潤な環境を好むため、
日本の暖地では思ったよりも成長が進みません。
環境さえ合えば、成長はかなり激しくなりますが、
鉢植えにすると極端にパフォーマンスが落ちます。
それでも1年で30~40cmは十分に成長します。
地植えの場合は、思ったより成長が激しいので
ある程度の覚悟と注意が必要です。

・開花
日本ではあまり見かけないため、
開花したという情報を聞いたことがありません。
海外の写真で見る限りは、
最速で2m弱くらいの樹高が必要かと思います。
花はクリーム色の花が咲きます。
蕾や実も白く粉を吹いており、美しい外観をしています。

・枯死の要因
ほとんどが植え替えの失敗、水切れ、
夏場の根の蒸れによる急性根腐れ。


【季節の管理】
・春秋
最も良く成長するメインの時期。
日本の暖地では成長時期が非常に短いため、
良く日光に当てて、成長を促しましょう。
日照が悪いと、全くと言って良いほど成長が進まず、
薄緑色のヨレヨレな葉となり、美しい白銀色がうまく出ません。
そのような葉には、うどんこ病が発生することもあります。
丈夫で白みの強い葉にするためには、とにかく良く日光に当ててください。

・夏
最も枯らせることが多い時期。
水は非常に良く吸いますが、
暑い時間帯に大量の水を与えることで発生する、
高温多湿による根の蒸れに十分に注意します。
暑さだけであれば、決して弱くはなく、
高温障害の症状が出ることはほとんどありませんが、
夏場はかなり成長が控え目になります。
春の間から良く日光に当てていた株は
真夏の西日でも葉焼けすることはありません。

・冬
用土の表面がカラカラに乾いてから、
2~3日後くらいのタイミングで水遣りをします。
これも通常の観葉植物とほぼ同じ管理方法です。
他の乾燥を好むユーカリと同じように育てていると、
冬場でもいきなり水切れを起こすので注意が必要です。
寒地では葉が赤紫色に紅葉することもあります。
下葉の多くが真っ赤になって、散ってしまうという現象は、
過湿のサインですので、その場合は少し給水量を減らします。

【特記栽培情報】
私は大阪で育てていますが、
元々かなり冷涼な環境を好むユーカリのため、
イマイチ環境が合っていないように思います。
そのため、中々最高のパフォーマンスは出せませんが、
それでも美しく立派な株を栽培することは十分に可能です。

逆に長野県や東北などの冷涼な環境で育てると、
大阪よりも遥かに良いパフォーマンスが出ると思います。
また、前述しましたが、鉢植えと地植えでの差が大きく、
鉢植えでは中々本来のパフォーマンスが出ない品種です。

西AZのユーカリに匹敵するほどに日光が大好きなユーカリです。
関西や関東の暖地で育てる場合には、
とにかく、良く日光に当てて、成長期の成長を促すことが重要です。
日照が悪く、あまりにも環境が合わない場合には、
一年を通してほとんど成長しないという場合もあります。

暖地の暑い夏の場合、あまり湿気の籠る場所に置いていると、
葉がかなり汚くなってしまうことがありますが、
春や秋には、またある程度復活をするので、
そういうものだという若干の妥協も必要です。
涼しく風通しの良い場所に置くと改善されますが、
何よりも日光を最優先した方が良いです。

小さな苗の間はさほど感じないかもしれませんが、
元々半湿地帯のような環境に生息しているユーカリのため、
成長が進んで、根張りが激しくなっていくと同時に、
gunniiよりも遥かに激しい吸水量をはじき出します。
その分、過湿にはとても強いので、
多くの乾燥を好むユーカリよりも、
日本にありふれた観葉植物のような管理になります。

良く日光に当てた葉は硬くなり厚みが出てきて、
美しく魅力的な、他にはない銀葉へと育っていきます。
美しく育った銀葉は花材にも利用されています。

葉のシネオール分はユーカリ中でもトップクラスに多く、
非常に強い薬用的な生粋のシネオール臭がします。
香りを楽しむには少し強すぎるかもしれませんが、
精油の利用価値は多々あることと思います。

恐らく、毎日水を与えたとしても、
枯れることはない程に過湿に強いユーカリです。
ただ、暑さがあまり得意ではない性質から、
夏場の暑い時間帯に水を与えすぎると、
根が蒸れていきなり枯れてしまうこともあります。
ただこの根の急性根腐れは、在来の植物などでも起こることなので、
そこまで強く注意する必要はありません。


※情報は適宜追加・変更します。

 
# by eucalyptus_k | 2014-03-05 14:10 | 品種別栽培ガイド
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