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地植えのglobulus(グロブルス)

昨年に公園の寄贈スペースに地植えした
恐らくglobulus ssp. bicostataであろう
globulusを久々に見に行きました。

fancybox記事385の画像1

すでに3m弱にまで成長していますが、
思っていたよりも成長は控えめのようです。

fancybox記事385の画像2

globulusは養分豊富で根の張りやすい
耕作地のど真ん中に植えると、
数年で簡単に電信柱の高さを超えるそうですから、
これでも随分と大人しいと言えます。

公園の土は固く、貧しく、
学校のグラウンドのような土ですから、
さすがのglobulusも根張りが進みにくいのでしょうか。

fancybox記事385の画像3

それでももう立派な末葉が生じ初めています。

globulusの成樹は何度かみたことがありますが、
成長が進めばさらに大きな葉を生じます。

fancybox記事385の画像4

脇芽にはまだたくさんの幼葉が見られます。
香りは圧倒的に幼葉の方が強いです。

現状では恐らくssp.bicostataとなっていますが、
その果実を見れば亜種の識別が可能になります。

場所的にはそこまで大きくはならないでしょうが、
いつか花が咲いて果実を収穫できる日が楽しみです

# by eucalyptus_k | 2016-01-08 18:12 | ユーカリ(栽培実績)
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年始のユーカリの蕾たち

あけましておめでとうございます。
本年も当ブログをよろしくお願いします。

多忙と体調不良につき、
なかなかブログの更新ができずにいましたが、
何とかユーカリの写真を撮ることができました。

年始早々のネタは
寒さの中でも健気な蕾たちです。


まずは今最も注目株、
黄色い花が特徴woodwardiiの蕾です。

fancybox記事384の画像1

我が家では毎年蕾はできるのですが、
開花に至ったことは一度もありませんでした。

寒い中でもすでに開き始めてしまっている蕾がありますが、
これから厳冬期を迎えることになるので、
これは残念ながらちゃんと開花できないと思います。

いくつかは何とか無事に冬を越して、
暖かくなってからしっかりと開花して欲しいものです。


次に昨年初めて開花してくれた
decipiens ssp. adesmophloiaの蕾です。

fancybox記事384の画像2

株自体は病気がちで調子が良いとは言えませんが、
とにかくたくさんの蕾が付いてくれるので、
春までに無事に開花できる蕾が残ってくれると思います。


同じくdecipiensの亜種、
decipiens ssp. chalaraの蕾です。

fancybox記事384の画像3

これはわずか60cm程度の苗ですが、
今回初めて蕾を付けてくれました。

株自体の調子は非常に良いのですが、
まだ付いた蕾の数が少なく、
いくつか取れてしまっているものもあります。

何とか春まで乗り切って、
初めての開花実績を残したいものです。


我が家には原種を含めて三種のdecipiensがありますが、
その中で最も大きくて調子が良いのが、
原種のdecipiens ssp. decipiensです。

ところが最も大きく育っている原種に
蕾が付いたことは一度もなく、
なかなか付きそうな感じもありません。

亜種間の性質の違いかもしれませんが、
成長が順調過ぎると
花が咲きにくいように思っています。


次は人気品種、白銀のハートリーフが美しい
orbifoliaの蕾です。

fancybox記事384の画像4

orbifoliaは今までに何度も蕾が付いていましたが、
かなり早い段階で全ての蕾がダメになっていました。

今回は今までに見たことが無いくらいに
大きく成長していますので、
無事に冬を越すことができれば、
早春には開花してくれるものと思います。

ただすでにかなりの数の蕾が取れてしまっていて、
これも僅かに残った蕾の一つなので、
今までのように落ちてしまわないかとても心配です。

比較的大きく、美しい花が咲くので、
個人的にはかなり楽しみにしています。


最後はとても珍しい品種に蕾が付きました。
奇妙で特徴的な花を付けるforrestianaです。

fancybox記事384の画像5

これはたまたま見つけたもので、
まだ花芽が出たという段階だと思われます。

開花に至るにはまだまだ時間がかかりますし、
たくさんの障害があると思います。

でもそれを乗り越えて、
是非とも面白い花を見たいと思っています。


我が家には二株のforrestianaがあります。

一つは非常に調子が悪く病気がちです。
そしてもう一つはすこぶる調子が良いです。

今回蕾が付いたのは前者の調子の悪い方の株です。

我が家では調子の悪い株から蕾が付いていくので、
調子が悪くなり、生命の危機を感じると
子孫を残そうとして蕾を付けるという説は、
正しいのではないかと思わされます。

病気がちでも蕾が付いてくれるのは嬉しいのですが、
急に調子を崩して、蕾が一気にダメになることが多いので、
期待を裏切られることが多いのが玉にきずです。

# by eucalyptus_k | 2016-01-05 19:05 | ユーカリ(花と蕾)
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