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ユーカリの種を播き始めてから。。。

去年の夏過ぎからユーカリの種播を始めて、
まだ一年が経過していませんが、
思えば内容の濃い一年弱でした。

冬季でもお構いなしで種を播き続け、
貧弱で徒長しながらも結構育ってみたり、
立ち枯れに苦しめられて絶望を味わったり、
様々な用土への種播を試してみたり。

結果として冬季の種播は実際にやってみて、
あまりやらない方がいいなというのが実感です。
でも、困難なことを半ば無理やりやったことで、
短期間で非常に様々な知識が身につきました。
こあら師匠という大先輩がいたことも大きな力でした。

今のところ、東オーストラリアのユーカリ
普通に種を播けば、ほぼ不発や全滅はなくなりました。
自分としても安心してトライできます。
一部、寒いのに強く、暑いのが余り好きでないユーカリは、
(delegatensis、tenuiramis、risdonii、neglectaなど)
発芽不良があったり、温度と湿度と用土の関係で
予測不可能にいきなり枯れてしまうことがあり、
そこだけが注意です。

中央オーストラリアのユーカリ
少し水分管理がデリケートですが、
用土と水はけ、水遣りのタイミングにさえ注意すれば
まだ比較的安心して育てられます。

西オーストラリアのユーカリ
今でもまだまだ困難なことに変わりありませんが、
以前は立ち枯れる、原因不明で枯れてしまう、
などの症状に悩まされていたところから、
生育が悪い、遅いという悩みに変わってきています。

以前も書きましたが、我が家は冬季は非常に日照が良く、
部屋の中にまで日光が差し込むという好環境です。
ところが、夏季はベランダ全体に日照ゼロ!
ということについて実は今年初めて知りました。

毎年、夏季は全ての植物の生育が悪いなあと思っていましたが、
暑さのために生育を休止しているためと思っていました。
ところがこの日照の悪さが原因だったのでしょうね。
よくこの環境でゴーヤを数十本も収穫できたものです><;
(虫が一切こないので、自分で受粉するんですよw)

これからの課題は、
この余りよろしくない環境でユーカリの生育状況を改善すること、
それと何よりマイペースでくじけないことです。
まあ、私は相当のマゾなので頑張っていきますけどね♪(笑)。

# by eucalyptus_k | 2010-06-09 19:29 | ユーカリ(タネ播き)
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Eucalyptus websterianaの仕立て直し

昨日の記事のwebsterianaに対して、
親愛なるこあら師匠にアドバイスをいただきました。
早速、そのアドバイスに基づいて剪定・摘芯を行いました。

fancybox記事88の画像1

下の写真はは横から見たところです。

fancybox記事88の画像2

葉のなくなった主幹を切り落として、
元気な枝を真っ直ぐに固定して新たな主幹にしてしまう。
私には初めて行う仕立て方法でした。

こあら師匠の農場の苗は全て美しい樹形をしています。
そのテクニックの一端を垣間見ることができたのは光栄でした。

# by eucalyptus_k | 2010-06-06 03:48 | ユーカリ(栽培実績)
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2010/6/5 ユーカリ育成の近況

去年の秋頃に親愛なるこあら師匠より頂いた
websterianaですが、
早春の鉢上げ時に急遽寒波が訪れ、
植え痛み+急な寒波の影響で大量に葉を落としてしまいました。

こちらのユーカリ紹介での写真が
まだ葉を落とす前の雄姿です。

今はこんな感じに葉抜けになってしまいました。

fancybox記事87の画像1

それぞれの枝の下葉が完全に落ちてしまっています。
一番痛いのはメインの主幹の葉がほとんど残っていません。
横から見るとこんな感じです。

fancybox記事87の画像2

今は痛みから完全復活を遂げて、
枝先にどんどん葉を増やしていっていますが、
葉が落ちてしまったところには一切変化がありません。
どのように剪定すれば美しい樹形が取り戻せるのでしょうか。
珍しく同居人が気に入ったユーカリの一つなので
何とか頑張ってみたいところです。。。

このwebsteriana
普段は一切病害虫に侵されることはありませんが、
時おり一枚だけ、うどんこ病で真っ白になる葉が出現します。
それは本当に全くの一枚だけで他には出現しません。
何でなのでしょう? 不思議なことです。

先日の記事ではtetragonaの成長の遅さをご紹介しましたが、
今日はその他にもいくつか近況をご紹介します。
こちらの記事が約1カ月前の写真です。

期待の星、Eucalyptus gilliiです。

fancybox記事87の画像3

いつも見ていると余り成長している気がしなかったのですが、
写真で比較すると背も伸び、葉も増えていてビックリです。
でも、こあら師匠のところのように
中々葉が太くならず、細いままなのが心配です。

私の今年の一番の目標、Eucalyptus macrocarpaです。

fancybox記事87の画像4

思えば立ち枯れ病に泣かされ、
一時は不可能だ!!と思って諦めかけた程でした。

また先日は留守中にドバトが襲来して、
別のmacrocarpaをいくつか折られてしまいました。

色々あって、今やっとここまできました。
まだ、ヒョロヒョロで全然安心はできませんが、
ここまでこれたのは初めての経験です。

強風に吹かれるとあっちへ倒れこっちへ倒れするので、
先日、こあら師匠に直伝いただいた、
支柱の結び方を早速実践して立ててみました。
支柱はたこ焼きで使う竹串で代用しています。

さて、次の1カ月後には
どのように成長しているでしょうか?

# by eucalyptus_k | 2010-06-05 02:35 | ユーカリ(栽培実績)
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ユーカリの成長環境と我が家の育成環境

ユーカリの成長環境について調べてみました。
やはり現地オーストラリアの気候について
知っておく必要があると思いました。

ユーカリはオーストラリアのほぼ全土に生息していますが、
主なユーカリが生息しているオーストラリア東南部と
オーストラリア西南部について調べてみると、
まず、真夏の最高気温が30℃~40℃になるようです。
また、雨量は多いところで年間800mm程ありますが、
少ないところでは年間200mm以下といった状態です。
大阪の年間雨量が1200~1300mmといったところですから、
かなり高温で乾燥した地域の植物といえます。

他に日本と大きく異なるところは
一日の内、日によっての寒暖差が非常に大きいことです。
例えば真夏の晴れた日で最高気温45℃の日があり、
少し曇った日には最高気温18℃の日があったりします。
また、早朝や夜間の気温は10℃以下なのに
日中は40℃まで上がったりします。
冬も同様に-8℃の時があって、22℃まで上がる時もあります。

上記のような環境を最も忠実に再現できる場として
ユーカリは温室等で管理するのが最も成長が早いようです。
直射日光をふんだんに受けて、
30℃以上の気温こそが最高の生育環境といえます。

私の育成環境である我が家のベランダは、
ユーカリには最適の環境とは言えないようです。
南側のベランダで冬季は本当に良く直射日光が当たります。
日光は部屋の奥深くまで差し込み、昼間は暖房要らずです。

ところが夏季になると部屋どころか
ベランダにも直射日光が当たらなくなってしまいます。
特に5月中旬から8月中旬くらいまでは
全くといっていいほど当たりません。
9月に入ってようやくベランダに
日光が当たり始めるといった状況です。

去年までベランダでゴーヤのカーテンをしていましたが、
7~8月より9月に入ってからの方が
ゴーヤの収穫量が圧倒的に多かったのはそのためでしょう。

というわけで、今の時期は
家のベランダでのユーカリの成長率は非常に悪いです。
里親募集に名乗りをあげてくださった方には
本当にご迷惑をおかけします。

特に際立って成長率が悪いのが
tetragonaと呼ばれるpleurocarpaextricaです。
こちらの記事に約1カ月前の写真を載せています。

下の写真が本日撮影したての写真です。
こちらがpleurocarpa

fancybox記事86の画像1

そしてこちらがextricaです。

fancybox記事86の画像2

恐ろしく成長が緩慢なのがわかりますね。。。
こいつは気長に頑張りますかね!><;

一方、環境が合わないユーカリと思っていたのですが、
うって変わってcrucisは非常に頑張ってくれています。
何とも言えない銀青色がめちゃくちゃ美しいです。

fancybox記事86の画像3

# by eucalyptus_k | 2010-06-03 03:29 | ユーカリ(栽培知識)
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