【ユーカリ紹介-05】
ユーカリ・プルベルレンタ (Eucalyptus pulverulenta)続きまして第05回目は
フラワーアレンジや切枝で人気!銀世界ユーカリとも呼ばれる
ユーカリ・プルベルレンタです。
◎ユーカリ・プルベルレンタ
【学名:Eucalyptus pulverulenta】
【英名:Silver-leaved Mountain Gum】
たまたまドライブをしていたら、
立派なpulverulentaの木を見つけたので
いきなり写真を撮って紹介してみました!
大きな葉は缶コーヒーの缶くらいの大きさがあり、
新葉は白銀エメラルド色のcinereaとはまた違った感じで
白銀水色に光り輝き、私のハートを射止める
ここのところ私の中で人気急上昇中のユーカリです!
私のところで育てているpulverulentaです。
まだまだ小さく可愛らしいのですが、
それでも葉はかなり分厚く、
他のユーカリと比べても非常にしっかりとしています。
これから大きくなっていくのがとても楽しみですね。
銀世界ユーカリとも呼ばれるこのユーカリは、
フラワーアレンジでは非常に人気のあるユーカリです。
半ばドライフラワー化した切枝を、
花屋さんで見かけたことがある人もいるのではないでしょうか?
この肉厚な葉は、切枝になっても中々朽ちずに
長期間にわたってその形状を保ちます。
大きな特徴は枝を囲むように生える逆ハート型の肉厚な大葉、
そして2枚目の写真でわかるでしょうか?
枝の先端の新芽が大きな花の蕾のような形をしています。
もう一つの特徴は、
主幹からキッチリ90度の角度で伸びる枝です。
下の写真を見てください。
主幹が中心に通っていて、
多くの枝がそれから直角に出ていることがわかります。
この性質がpulverulentaの際立った外観を形作っています。
丸葉ユーカリの多くは、幼いうちは綺麗な丸葉をしていますが、
大きく成長するにしたがって、
末葉と呼ばれる槍の先ような細葉へと変貌を遂げていきます。
あのcinereaやgunniiも最後は細長い槍型の葉になります。
しかしこのpulverulentaは大きく成長しても
丸葉を維持し続けるユーカリなのです。
pulverulentaは比較的日本の気候にも合っており、
育てやすいユーカリといえますが、
どちらかというと冷涼な地域の方が育てやすく、
本来のパフォーマンスが出やすくなっています。
用土の過湿には比較的強い耐性を持っているのですが、
実際はgunniiなどと比べるとかなり乾燥を好みます。
ただししっかりと根を張った株の場合は、
gunniiと同程度の吸水を必要とする場合があります。
葉が分厚くしっかりとしているため、
水切れのサインがわかりにくいのが玉にきずです。
ただ、比較的乾燥に対する耐性も持ち合わせているため、
gunniiやcinereaよりも少し乾燥気味に管理することで、
より元気な株に育てることができるでしょう。
露地植えにすると、なかなか立派な樹木へと成長しますが、
元々あまり大きく育つ方ではなく、
10m程度の潅木型(Mallee)の樹木へと育ちます。
一方鉢植えで育てると、綺麗な樹形を維持するのが中々難しく、
徒長してヒョロ長く育ってしまうことが多いです。
これはpulverulentaがユーカリの中でも
特に根のデリケートな品種であることが原因かもしれません。
根張りの良さが、そのまま成長力に直結する品種といえます。
細かい根を縦横無尽に張り巡らすので、
植え替え時に植え痛みの起こりやすい品種でもあります。
植え替えや定植の際は根を痛めないよう十分に気をつけてください。
最高樹高はそこまで大きな品種ではありませんので、
比較的低樹高の鉢植えでも開花を実現することができます。
実家の庭にある立派なpulverulentaの株が、
140cmくらいの樹高で初めて開花をして、
そこから毎年開花を続けています。
pulverulentaは非常に美しい銀葉が魅力の品種ですが、
開花を目指すことも大きな楽しみになります。
pulverulentaは、gunniiやcinereaに比べると、
かなり日光が好きな品種になります。
日陰や日当たりの良くない場所で育てると、
いつまでも小さな葉のままで貧弱に育ち、
病気にもかかりやすくなります。
できることなら一日中日光の良く当たる環境が推奨です。
日焼け止めの役割を持つ白い粉をたくさん吹いているため、
日本の夏の直射日光や西日もものともしません。
ただし、日本の都心部の夏の暑さはあまり得意ではありません。
これは決して暑さだけに弱いというわけではなく、
高温に多湿が加わった環境を苦手としています。
この原種のpulverulentaの場合は、
高温障害の症状が出ることは稀ですが、
できることなら、日光が良く当たり、
風通しの良い場所で管理するとより安心です。
ただし、夏の間はあまり成長が進まなくなります。
耐寒性はユーカリの中でも非常に強い方で、
-15℃の積雪環境下でも生き残ったという実績があります。
冬季は特に乾燥気味に育てることで耐寒性が増します。
寒い場所でも、安心して育てることができるユーカリです。
気になるpulverulentaのその香りは、
cinereaに比べると非常に爽やかで快適な香りが楽しめます。
シネオールやミントのスーッとした香りをベースに
オレンジのような柑橘系の香りが非常に強く香ります。
一言でいうとジューシーミントといった感じの香りです。
精油含有量も非常に豊富で、
エアフレッシュナーなどにもオススメの品種です。
pulverulentaは、ユーカリ中でも香りが強く、
トップクラスに良い香りのするユーカリです。
pulverulentaが栽培用に販売されていることは非常に稀ですが、
興味のある方には素晴らしい農場をご紹介します。
是非、一度育てていただきたい品種です!
白銀色に輝く、変わった佇まいのpulverulentaは、
近未来的な庭を演出する庭木として、
個人的に凄く魅力を感じています!
勝手に。。。ですが、
将来のユーカリ庭木候補No.1です!w
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<栽培難易度:B>
香良さ:★★★★★
香強さ:★★★★
成長力:★★★
要水分:★★★
耐過湿:★★★★
耐水切:★★
耐日陰:★★
耐移植:★
耐寒性:★★★★★
耐暑性:★★
耐病虫:★★★
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※A簡単~E難しい / A+...Aより少し難しい- # by eucalyptus_k | 2009-05-26 01:59 | ユーカリ紹介
ユーカリの挿し木は困難。。。
先日チャレンジした銀世界ユーカリ=Baby Blueの挿し木!
私の挿し木秘伝の土、赤玉土+パーライトでトライ!
準備は万全ですが、
事実上ユーカリの挿し木はほぼ不可能で、
プロの園芸業者でも舌を巻くといいます。
結果は。。。
パリパリに枯れてしまって失敗。。。
これで4度目の失敗です。
これは分解してお風呂に使います><;- # by eucalyptus_k | 2009-05-20 20:16 | ユーカリ(栽培知識)
堂島ロールにアップルミント
うちで育てたアップルミントを
義父が買ってきてくれた堂島ロールにアレンジ♪
育てて良かった!って思う瞬間!
堂島ロールも超絶品でした。
このアップルミントも購入直後に
アブラムシ大発生!そして根詰まり!
と散々でようやくここまで来たんですよ。- # by eucalyptus_k | 2009-05-20 20:02 | その他の植物
【ユーカリ紹介-04】
ユーカリ・グニー (Eucalyptus gunnii ssp. gunnii)続きまして第04回目は
日本では最も良く知られているユーカリ。
身近なユーカリ・グニーです。
◎ユーカリ・グニー
【学名:Eucalyptus gunnii ssp. gunnii】
【英名:Cider Gum】
gunniiには大きく分けて3つの亜種が存在します。
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●Eucalyptus gunnii ssp. gunnii(グニー原種)
●Eucalyptus gunnii ssp. archeri(タスマニア高山種)
●Eucalyptus gunnii ssp. divaricata(白銀色の絶滅危惧種)
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ところが日本ではこの3種を
きっちりと分類して販売していることはまずありません。
私が様々な販売店等で見て調べてみた結果、
全ての亜種がごちゃまぜになっているのが現状です。
>>>詳しい識別についてはこちらの記事をご覧ください。
本当にパッと見では中々区別がつかないほどに
この3種はとても良く似ているのです。
私にも見た目だけで識別することはとてもできません。
まあ、相当のユーカリマニアでもない限りは、
単純にgunniiで良いとは思いますけどねw
上の写真と同じ株ですが、我が家で立派に育っているのは、
silverdrop(シルバードロップ)
という販売名で販売されているものです。
特徴としては葉が細長く楕円形をしており、
新芽の白銀色が比較的強いという特徴を持っています。
ところが学術的にはsilverdropという亜種は存在しません。
考えられるのは、3種のうちのどれかであるか、
または、その園芸品種であることです。
※ヨーロッパでは
Eucalyptus gunnii var. silverdropと紹介されます。
3種の亜種のうち日本で出回っているのは、
ほとんどがssp. gunniiとssp. divaricataです。
ssp. divaricataは小さな白銀真ん丸葉が特徴ですから、
楕円形の銀葉が特徴のこのsilverdropは、
ssp. gunniiで間違いないと思っています。
gunniiはネット等でも数が多く、低価格で販売されています。
以前良く見かけたのは原種であるssp. gunniiがほとんどでしたが、
最近はssp. divaricataも頻繁に売られています。
ssp. divaricataの特徴は葉が真ん丸に近い形で
非常に白銀色の強い葉色をしています。
下の写真が最近良く見かけるssp. divaricataです。
gunniiの良いところは
非常に日本の気候に合っており、育てやすく枯れにくいところと、
鉢植えでもしっかりと丈夫に成長してくれるところです。
多くのマイナーなユーカリは予想以上に乾燥を好みます。
そのような非常に乾燥を好むユーカリをうまく育てるためには、
余分な水分を残さないような用土配合と水遣りが重要です。
また根本的に湿潤な日本の気候には合わず、
少し栽培がテクニカルになります。
ところがgunniiはユーカリ中でもトップクラスに過湿に強く、
湿潤を好む品種のため、一般的な観葉植物と同様の管理で
簡単にうまく育てることができるのです。
また、移植を嫌うユーカリの中でも
比較的移植に耐えることのできる品種です。
もちろん他の観葉植物に比べると乾燥を好む方ですが、
鉢が根でいっぱいになるとかなり早く水切れを起こします。
水切れに対する耐性は非常に弱いので気をつけてください。
gunniiを枯らす一番の原因は夏季の水切れと言われています。
一つだけgunniiに弱点があるとすれば、
思った以上に日本の夏の暑さには弱いというところです。
水切れでもないのに、夏~秋口にかけて、
よくgunniiが枯れてしまうのは、
高温+過湿によるダメージの蓄積が主な原因です。
最近わかってきたのですが、
gunniiには他の暑さに弱いユーカリのように、
あまり高温障害の症状がでることはありません。
ところが、ちゃんと根は高温多湿によるダメージを受けており、
休眠期に等しい夏が終わると同時に、ダメージが表面化してきて、
秋口にいきなり枯れるという現象が起きるようです。
一見、何の問題もなさそうですが、
夏の水遣りは暑い時間帯を避けた方が良いでしょう。
またあまり風通しの悪い場所で管理すると、
夏場は葉先に少し枯れがでることもあります。
決して暑さだけで大きく痛むことはないので、
特に夏場は、風通しが良く湿気の籠らない場所で管理してください。
gunniiは基本的に日光の好きなユーカリで、
良く日光に当てて育てることで白みの強い丈夫な葉を生成します。
半日陰程度でも全く問題なく育てることができますが、
あまりに日照の足らない環境では、
貧弱な葉を生成して、うどんこ病などの被害が出ることもあります。
gunniiの耐寒性はユーカリ中でトップクラスを誇ります。
成樹で露地植えのデータですが、-20℃以上の積雪環境でも
無事に生き残ったという実績があります。
-10℃程度では葉の痛みさえ起こらないくらいです。
まさに万能で初心者向けのユーカリといえるのです!
小ぶりで繊細なイメージのgunniiですが、
露地植えで環境さえ合えば、
原種のssp. gunniiで25m前後の大木にまで育ちます。
最終的には電信柱の高さを簡単に超えてしまうということです。
元々は成長力も激しく、簡単に25mクラスにまで育つユーカリですが、
日本の各所では、根を伸ばすスペースも狭く、少し高温多湿が過ぎるため、
本来のパフォーマンスがうまく出せていないようなのですが、
それが寧ろ、コンパクトに管理できるメリットになっています。
特に春と秋にぐんと成長するので小まめな摘芯を心がけてください。
何といっても、鉢植えでコンパクトに管理しやすい
ユーカリの代表格であることは間違いありません。
「ユーカリ=花粉症に効く!精油が取れる!お茶に!」
と良く売り文句にあるかと思いますが、
このgunniiは、香りは控えめな方で精油含有量も少なく、
精油+花粉症対策+お茶には最も不向きなユーカリといえます><;
気になるgunniiのその香りは、
他の丸葉系ユーカリに多いシネオール系の香りとは違って、
かなり爽快なミント系のスカッとした香りです。
英名がサイダーガムというからかどうかは知りませんが、
私はサイダーやラムネの香り+ハッカの香りに似ていると思います。
うちの同居人なんかは一番好きな香りで見た目も大好きといいます。
gunniiは葉が小ぶりで色も美しく、
特に日本人受けする外観なのかなと思っています。
ユーカリに興味を持った方は、育てやすくスタンダード!
見た目も綺麗でインテリアにもマッチするgunniiを
まず育ててみてはいかがでしょうか。
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<栽培難易度:A>
香良さ:★★★
香強さ:★★
成長力:★★★★
要水分:★★★★
耐過湿:★★★★★
耐水切:★
耐日陰:★★★
耐移植:★★★★
耐寒性:★★★★★
耐暑性:★★
耐病虫:★★★★★
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※A簡単~E難しい / A+...Aより少し難しい- # by eucalyptus_k | 2009-05-20 15:46 | ユーカリ紹介
【ユーカリ紹介-03】
銀丸葉ユーカリ (Eucalyptus cinerea ssp. cinerea)続きまして第03回目は
私がユーカリにはまったキッカケの
銀丸葉ユーカリ原種 シネレアです。
◎銀丸葉ユーカリ
【学名:Eucalyptus cinerea ssp. cinerea】
【英名:Silver Doller Gum / Argyle Apple / Mealy Stringybark】
名前だけはホントに一人歩きしているユーカリ!
ユーカリの葉は、その他の在来の植物に比べると
白銀色の丸葉が特徴→銀丸葉となってしまうのでしょうね。
丸葉のユーカリを育てている方に
「そのユーカリなんてユーカリですか?」と聞いてみると
「銀丸葉ユーカリですよ」と返ってくることが
多いのではないでしょうか。
でも本物の銀丸葉ユーカリは、
多くの方が知っているありふれたユーカリよりも
遥かに白銀色が強く、そして遥かに大葉で美しいものです。
実は私が始めて見たユーカリが銀丸葉ユーカリ原種でした。
誰かが植えたのでしょうか。
道端の街路樹の横に生えているのを見つけて、
その美しさに魅了されました。
>>>そのユーカリについてはこちらで紹介しています。
それから必死で銀丸葉ユーカリを探しました。
ホームセンター、園芸店、ネットとひたすら探し回りましたが、
本物の銀丸葉ユーカリが来たことは
一度もありませんでした。。。
そうこうしているうちに、
その街路樹の横に植えてあるユーカリが
どんな品種のユーカリであるかもわからなくなり、
半年余りが経過した頃には、
我が家のユーカリは増えるばかりw
ユーカリの増加に同居人も切れかけでToT
半ば諦めかけていたときでした。
近所の園芸店の方から
きちんと品種で管理されているハーブガーデンを教わりました。
そこから取り寄せたEucalyptus cinereaは
紛れもなく、街路樹の横にあったユーカリでした。
結果的に多くのユーカリと触れ合えたことが、
今ここでブログを書く要因にもなっているので
まあいいかなぁなんて思っています!
銀丸葉ユーカリ原種 cinereaは、
そこいらで見かけるユーカリより
遥かに白く大きな葉が特徴です。
また、gunniiにも増して、日本の環境に合ったユーカリで、
非常に育てやすく、成長も早く、強健な品種です。
特にgunniiと比べると格段に耐暑性が強く、
夏場の管理がとても楽になっています。
cinereaはユーカリの中では比較的水を好む方で、
夏場はgunniiよりも水を吸うほどですが、
年間を通して考えると、gunniiと同等か
少し乾燥気味に管理すると良いでしょう。
成長力は思った以上に激しいですが、
こまめな摘芯を行えば鉢植えでの管理も容易です。
基本的には日光がとても好きなユーカリで、
しっかりと日光に当てることで葉の白みがどんどん増します。
葉には日焼け止めの役割を持つ、白い粉をたくさん吹いていますので、
日本の夏の直射日光や西日でも葉焼けすることはありません。
半日陰程度でも問題なく育てられますが、
日照があまりにも不足している場合には、
ヨレヨレで白みの少ないエメラルドグリーンの葉を生成します。
このような貧弱な葉はうどんこ病の被害に合うこともあります。
耐寒性はユーカリ中でもかなり強い方で、
-12℃程度まで生き残ることができます。
寒さの強い環境では葉がピンク色に紅葉します。
強健なcinereaにも一つだけ弱点があります。
それは非常に根がデリケートであることです。
移植に弱く、特に植え痛みの起こりやすい品種なのです。
植え替えには季節を守り、根鉢を崩さず、
根を傷つけないように気をつけてください。
cinereaは、植え替え時に
枯らせてしまうことの多いユーカリです。
樹木としてはそんなに大きくなる方ではありませんが、
現地では15~20m程度の立派な樹木へと成長します。
ただし、高温多湿な日本の環境で大きな木にまで育てようと思うと、
どうしても徒長しヒョロ長くなってしまうようです。
立派な銀丸葉ユーカリの大木を日本でなかなか見られないのはそのためです。
日本で花が咲いたという情報も今のところ聞いたことはありません。
どちらかというと大阪や東京などの暖地よりも、
東北や長野県などの冷涼な地域の方が、
本来のパフォーマンスを発揮することができるようです。
このような現状から、鉢植えで管理する場合も
なかなか自立しないため、支柱が必須になるでしょう。
気になるcinereaのその香りは、
葉を指でこすってみた程度では爽やかでソフトに感じますが、
一旦傷をつけてしまうと強烈に香ります。
傷つけて香った葉をゴミ箱に捨てると、
生ゴミ臭がユーカリ臭に変わるほどに強烈です!
強いシネオールの香りがガツンと来る感じで、
その後、かすかに甘い香りを感じることができます。
非常に渋い香りで、ハッカ系の男性用ヘアトニックを
少しお上品にしたような感じです。
家の同居人には強烈すぎて少々苦手のご様子です^^;
一般的に銀丸葉ユーカリとして販売されている
ユーカリ・シルバーダラーの葉と
銀丸葉ユーカリ原種 cinereaの葉の大きさを比較してみましょう。
こちらがユーカリ・シルバーダラー。
そしてこちらが銀丸葉ユーカリ原種 cinerea。
後者の方が明らかに大葉でしょう?
そして厳密には葉の形が若干異なります。
※下記は育成環境や個体差により異なる場合があります。
○ユーカリ・シルバーダラーの葉型
○銀丸葉ユーカリ原種の葉型
そして色の比較!
ユーカリ・シルバーダラーよりも原種の銀丸葉ユーカリの方が
より強く粉を吹きやすい傾向にあるようです。
また、ユーカリ・シルバーダラーでは、
茎が比較的ツルっとした質感であるのに対して、
銀丸葉ユーカリ原種では、茎にも白く粉を吹いており、
小さな突起がありザラザラしています。
写真で全ては伝えられないのですが、こんな感じです。
左がユーカリ・シルバーダラーで右が銀丸葉ユーカリ原種。
銀丸葉ユーカリ原種 cinereaは、
普通の園芸店ではなかなか出回ることがありません。
手に入れたい方は遠慮なく声をかけてください。
素晴らしいユーカリ農場をご紹介します!
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<栽培難易度:A>
香良さ:★★★
香強さ:★★★★
成長力:★★★★
要水分:★★★
耐過湿:★★★★
耐水切:★★
耐日陰:★★★
耐移植:★
耐寒性:★★★★★
耐暑性:★★★
耐病虫:★★★★
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※A簡単~E難しい / A+...Aより少し難しい- # by eucalyptus_k | 2009-05-06 22:35 | ユーカリ紹介