今年はたくさん枯れた...
久々の投稿恐れ入ります。
最近多忙+体調不良が重なって
なかなかブログの更新ができずに申し訳ありません。
そんな中、今年はたくさん枯らせてしまいました。
決して管理には手を抜いてはいないのですが...
でも原因究明だけは怠りません。
■ Eucalyptus pleurocarpa
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元々病気がちだった株ですが
毎年何とか花だけは咲かせてくれていました。
このように病気がちの株は
大体数年で調子を崩して枯れてしまうことが多いです。
■ Eucalyptus serraensis
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完全に今年の猛暑と高温多湿で枯れた感じです。
この品種やpauciflora ssp. niphophilaは
本当に大阪の猛暑はキツイですね。
なかなかうまく育てるのがこの環境では難しいです。
■ Eucalyptus delegatensis ssp. tasmaniensis
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これも猛暑でダメージを受けていたところ、
秋口の長雨で過湿になって枯れたと思われます。
まだ復活の可能性も少しだけありますが...
ユーカリの管理について、
初めの頃は越冬が最も怖いと思ってしまいますが、
慣れてくると本当に怖いのは
梅雨~秋口にかけての季節だと思わされます。
今は発芽後の小苗の管理ができる余裕がないので、
時間ができたら全て仕切り直しですね。
のんびりユーカリ管理のできる日が
早くやってくることを切に願います- # by eucalyptus_k | 2016-10-28 19:27 | ユーカリ(栽培実績)
恒例のプレウロカルパ(pleurocarpa)の開花
今年もpleurocarpaが開花しました。
本来の開花時期は6月中旬から7月初旬と
もう少し早いものですが、
日照が控え目な我が家のベランダでは少し遅くなります。
毎年少量ではありますが、
この時期の開花が恒例となっています。
白色とユーカリ中ではスタンダード色ですが、
花弁の先のしべが薄い黄色でなかなか華やかです。
一つの花が4つの区画に分かれているのが
pleurocarpaの花の特徴です。
このpleurocarpaの花は
数あるユーカリの花の中でも
かなり美しい花の一つになると思います。
この株はわずか65cm程度の株なので、
pleurocarpaは本当に花の咲きやすいユーカリです。
手軽に美しい花が観られるので、
オススメのユーカリです。- # by eucalyptus_k | 2015-07-21 17:13 | ユーカリ(花と蕾)
ユーカリ・アーナ(urna)の蕾
またまた非常に珍しいユーカリに
蕾が付いているのを発見しました。
こちらで紹介している
レアなユーカリurnaです。
花自体はスタンダードなユーカリの花になると思いますが、
urnaの花ももしかすると日本初!?と言えるかもしれません。
文献によると、初夏~秋まで幅広く咲くようなので、
早ければ秋口には咲くかもしれません。
urnaは最高樹高16mクラスの中型ユーカリですが、
蕾の付いた株はわずか120cm程度の株になります。
実はこのurnaもここ2年程はかなり調子が悪かったです。
葉に変な枯れが出るという症状が発生していたので、
菌類か何かの病気かと思っていました。
確かに病気による影響もあるでしょうが、
主な原因は水切れと日焼けだったようです。
今年から半日陰程度の涼しい場所に移して、
水をたっぷり与えるようになってから、
ほとんど痛みが生じなくなっていました。
今春までは見るも無残な姿でしたが、
春以降にかなり美しい樹形を
取り戻してきた矢先の蕾になりました。
urnaも西AZのユーカリで
そこそこデリケートな品種ですから、
開花までまだまだ安心はできませんが、
是非とも珍しい品種の開花を実現したいところです。
ふとurnaの間横にあるpleurocarpaに目をやると
その蕾が開花し始めていました。
次の記事はpleurocarpaの開花
になるでしょうか?- # by eucalyptus_k | 2015-07-15 17:36 | ユーカリ(花と蕾)
ベランダでの蕾の近況まとめ
現在、我が家のベランダには
蕾を付けているユーカリがいくつかあります。
先日紹介させていただきましたが、
先行してcaesia ssp.magna/torwood
そしてdecipiens ssp. adesmophloiaが開花済みです。
今日はこれから開花を
期待できる品種についてご紹介します。
まず最も開花が差し迫っているのが、
ユーカリ中でも美しいピンク色の花が評判の
Eucalyptus torquataです。
もう蕾が真っ赤に色づいてきていて
数日後には開花しそうな勢いです。
良く見てみるともうキャップの外れた
開花寸前の蕾もあるようですね。
torquataは実家の庭では何度か開花していますが、
我が家のベランダで開花するのは今回が初めてになります。
恐らく次の開花情報は
torquataになるのではないでしょうか。
次はEucalyptus woodwardiiです。
woodwardiiは鮮やかな黄色の花を咲かせる品種です。
実は過去に何度も蕾が付いたことがあったのですが、
こちらの記事で解説しているように、
woodwardiiは非常に脆く折れやすいユーカリです。
そのためマンション高層階特有の強風により、
毎回全ての蕾が落ちてしまっていました。
ところが今回は蕾がたった一つだけ残っています。
春先にもかなりの強風が吹き荒れましたが、
この蕾は丈夫なようで、落ちずに成長を続けています。
ユーカリの中ではそれなりに大きな蕾です。
本来であれば蕾は4~7個セットで付くのですが、
他の蕾はすでに落ちてしまいました。
先端が尖り始めているので、
うまくいけば夏前には開花するでしょうか?
とにかく本当に脆いユーカリなので、
まだまだ蕾が落ちないように注意が必要です。
woodwardiiの先端部分を良く見てみると、
びっくりすることにたくさんの花芽が付いています。
woodwardiiの新芽は真っ直ぐに尖っているので、
この脇から出ているものは全てが花芽になります。
フルタイム直射日光の環境で栽培すれば、
恐らくこの花芽は秋頃に開花することになります。
ところが我が家のベランダでは日照不足のため、
この花芽が開花するのは、大きく遅れて、
年を越した後になる可能性が非常に高いです。
栽培環境のせいで、開花までに時間がかかってしまうのも
ベランダでの開花実現の難しさの一つになっています。
今年は例年よりも多くの花芽が付いているので、
できる限りたくさんの蕾を残したいものです。
次はベランダで毎年開花を続けてくれている
Eucalyptus pleurocarpaです。
pleurocarpaは株の先端部分に花芽を付けます。
蕾は白みが強くて、面白い形をしています。
またその花も存在感があって美しいです。
とにかくpleurocarpaはその外観も美しく、
非常に低樹高でも開花しやすいので、
魅力満点で人気のユーカリです。
開花の時期は初夏で、
大阪では6月下旬~7月くらいです。
次はpleurocarpaの兄弟分Eucalyptus extricaです。
こちらもベランダで毎年開花を続けてくれています。
extricaもpleurocarpaと同様に
株の先端部分に花芽を付けます。
ところが以前は同じ品種として扱われていた
pleurocarpaとは全く異なった形状の蕾を付け、
異なった花を咲かせます。
色も形状もサイズもpleurocarpaより遥かに質素で、
花も咲いているのに気づかない程に小さな白い花です。
extricaのような小さな白い花は
ユーカリ全体でのスタンダードな花といえます。
開花の時期はpleurocarpaと同じ初夏になります。
最後は激レア品種のEucalyptus pimpinianaです。
このユーカリは恐らく日本では初栽培では!?
と考えられる程の激レアローカル品種です。
何とその樹高は1m程度でツツジのような
Shrub型(茂み状)に育つユーカリです。
とにかく非常にたくさんの花を咲かせる品種なので、
最初はびっくりするほどに大量の花芽が付いていました。
ところがマイナーなローカル品種で
且つ砂漠地域出身の品種のため、
日本では気候が合わないからでしょうか?
なかなか花芽の生長が進まずに、
ようやくここまで大きくなってくれました。
うまくいけば初夏~秋口に開花するかもしれません。
初めて花芽が付いたのが昨年の初夏なので、
実に一年近くも開花せずに細々と成長を続けていました。
最初にあったたくさんの花芽は、
マンション高層階特有の強風により、
その数をかなり減らしています。
また写真を良く見てみると、
本来8個セットで花が咲くはずなのですが、
いくつかの蕾が取れてしまった後があります。
文献によると開花時期は初夏か秋口のようなので、
何とか今年度中に開花を実現させたいものです。
花自体は黄色の花が咲くようです。
今年も嬉しいことにたくさんの蕾が付いています。
恐らくtorquataは間違いないでしょうが、
その他の蕾も無事に開花してほしいものです。
やっとマトモに花が咲くようになってきた
ユーカリの薫るベランダでした- # by eucalyptus_k | 2015-05-27 15:03 | ユーカリ(花と蕾)
雪のユーカリ
あけましておめでとうございます!
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
近所の氏神神社に初詣に行ったら、
辺りは大阪では珍しい雪景色になっていました。
神社公園に寄贈した地植えのユーカリにも
たくさんの雪が積もっています。
こちらはcladocalyx nana、
こちらはmelliodoraです。
そして実家の庭のユーカリも雪まみれ。
左は寒さに強いsmithiiですが、
右では寒さには弱いerythrocorysにも
完全に雪が積もっています。
恐らくオーストラリアの生息地に生えていたら
一生涯雪を見ることはないのかもしれません。
こちらは右がperrinianaとpleurocarpa、
そして左がmacrocarpaです。
このあたりはまだまだ頑張れると思います。
我が家のベランダの方では雪以前に
台風級の暴風で転倒する株が続出。。。
酷いものは台から落ちて鉢が割れていましたので、
寒い中、復旧のための植え替え処理を行いました。
根鉢は弄ってはいませんが、
無事に越冬できることを祈っています。- # by eucalyptus_k | 2015-01-01 16:46 | ユーカリ(栽培実績)