ユーカリに含まれる毒素について
先日のユーカリ茶のお話の中で出ました
ユーカリの毒素(青酸配糖体)について
少し詳しい情報が見つかりましたのでご紹介します。
ユーカリには体内に摂取することで、
人体に害のある成分がいくつか含まれています。
シネオール、フェノール、タンニン、青酸配糖体などです。
この中でもシネオールやフェノール、タンニンなどは、
過剰摂取することで害を及ぼしますが、
少量の摂取ではデトックスにも役立つ成分です。
ところがこの中で最も危険なものが青酸配糖体です。
これは摂取し、体内で分解されることで
有毒物質である青酸(シアン化水素)を生じます。
青梅の毒もこの青酸配糖体であるアミグダリンという物質です。
ユーカリに含まれる青酸配糖体は大きく分けて3種類あります。
このアミグダリンとプルナシン、サンブニグリンという物質です。
この中でもユーカリに最も多く含まれているのがプルナシンで、
このプルナシンは青梅にも少し含まれているようです。
どのユーカリにどの物質がどれだけ含まれているか、
これについては今のところ目立った文書は見当たりませんが、
この青酸配糖体を多く含むことが実証され、
比較的毒性が強いと言われているユーカリを下記に記します。
これはあくまでも学術的な調査が行われて、
毒性の強いユーカリとして文書に記されているものです。
これ以外のユーカリについては
安全であるという証明がなされているわけではありませんので
摂取などされる場合はくれぐれもご注意ください。
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Eucalyptus acaciiformis
Eucalyptus burdettiana
Eucalyptus caleyi
Eucalyptus camphora
Eucalyptus cladocalyx
Eucalyptus cylindriflora
Eucalyptus diversifolia
Eucalyptus eximia(Corymbia)
Eucalyptus leptophleba
Eucalyptus leucoxylon
Eucalyptus megacornuta
Eucalyptus microtheca
Eucalyptus nobilis
Eucalyptus orgadophila
Eucalyptus ovata
Eucalyptus ptellaris
Eucalyptus pilligaensis
Eucalyptus polyanthemos
Eucalyptus rudderi
Eucalyptus steedmanii
Eucalyptus tectifica
Eucalyptus viminalis
Eucalyptus yarraensis
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目標にしていたcamphoraのお茶は
少しだけ気をつけた方が良いかもしれませんね。- # by eucalyptus_k | 2010-11-12 17:17 | ユーカリ(茶・酒)
2010/10/24 ユーカリ育成の近況(5)
恒例の育てているユーカリたちの近況です。
今回も「鉢植えになっている」ユーカリほぼ全てを公開します。
※今回はABCD順に公開していきます。
robusuta/rudis/citriodoraなどについては、
既に大幅な剪定を行ってしまったため省いています。
robusuta/rudisについてはユーカリ紹介の写真が最新です。
またcitriodoraは2m近くまで成長していました。
この他にもポット苗が多数あります。
またポット苗にはここにはない品種もあります。
これは自身の記録としても使用しているので、
お時間のある方のみご覧になってくださいね。
何しろ数が多いですから^^;
写真は全て撮影を完了しているのですが、
数が多いため、全5回に分割してアップしています。
よろしくお願いいたします。
<バックナンバー>
・2010/5/1の状況
・2010/5/7の状況
・2010/6/5の状況
・2010/6/19の状況
・2010/8/8の状況(1)
・2010/8/8の状況(2)
・2010/8/8の状況(3)
・2010/8/8の状況(4)
●Eucalyptus rubida
種播時期:昨年冬
現在樹高:18cm
鉢サイズ:6号プラスチック
越冬場所:野外
置き場所:直射日光が1/3当たる日陰
一度はホコリダニの被害で新芽が全部枯れましたが、
薬をまいた後に新しい新芽が出てきたところです。
とにかく余り上に伸びずに、たくさん脇芽を出していきます。
本来はピンクがかるほどの銀丸葉が特徴の品種ですが、
日照不足のため、緑色の濃い細長い葉になっています。
暑い夏は苦手で、涼しくなってからが本領発揮です。
かなり水が好きで、水切れが急に起こるので注意が必要です。
●Eucalyptus scoparia
種播時期:苗を譲受
現在樹高:35cm
鉢サイズ:6号スリット
越冬場所:野外
置き場所:直射日光が1/4日当たる日陰
Osakano_Jieさんに頂いた苗です。
日陰&過湿に強く、ベランダで育てるのに最適なユーカリです。
家のベランダでは最も日光の当たらない場所に置いていましたが、
少し徒長はしているものの、かなり大きく成長しています。
直射日光ガンガンの実家の庭に置いていたものは、
かなり葉焼けして枯死寸前で、
最近涼しくなってから伸び出しています。
わかりにくいですが、ハダニの被害をかなり受けていました。
●Eucalyptus sideroxylon rosea
種播時期:今年春
現在樹高:25cm
鉢サイズ:6号スリット
越冬場所:野外
置き場所:直射日光が1/3日当たる日陰
過湿にかなり弱く、根腐れしやすいユーカリトップクラスです。
また、かなりの日光を必要とし、
日陰だと生育が極端に悪くなります。
日本でも結構見かけるユーカリなのですが、意外に一癖あります。
家でも意識して日光に当てていかないと、
中々成長が進まずにうどんこ病の被害が出たりします。
暑い夏の方が良く成長していたように思います。
●Eucalyptus smithii
種播時期:今年春
現在樹高:18cm
鉢サイズ:6号スリット
越冬場所:野外
置き場所:直射日光が1/3日当たる日陰
暑い夏の直射日光に当てると、葉焼けしたり、ヘロヘロになり、
中々成長も進まず、意図的に半日陰の場所で養生させていました。
最高気温が30℃を切りだした頃から急激に成長が進みました。
どちらかというと水が好きで、急に水切れがやってきます。
暑さに弱く、少しデリケートなviminalisといった感じです。
家のようなベランダでは比較的育てやすい品種です。
●Eucalyptus staigeriana
種播時期:今年春
現在樹高:30cm
鉢サイズ:6号スリット
越冬場所:野外(簡易温室も検討)
置き場所:直射日光が1/3日当たる日陰
家ではあまり病害虫の影響を受けずに着実に成長していきました。
半熱帯のユーカリだからでしょうか?
比較的空中湿度の高い環境を好むように思いました。
水もcitriodoraなどと同様にかなり必要とする品種で、
家のベランダの環境にもかなり合ったユーカリであるといえます。
フルーティーな香りのユーカリではトップクラスに良い香りです。
ただし、発芽率の悪さが驚異的で、タネをグラム単位で播いて、
たった3苗しか発芽しなかったという最低の実績があります。。。
●Eucalyptus tenuiramis
種播時期:今年春
現在樹高:20cm
鉢サイズ:6号スリット
越冬場所:野外
置き場所:直射日光が1/3日当たる日陰
家のベランダでは若干日照不足が否めませんが、
日本ではかなり育てやすいユーカリであると思いました。
発芽に関してが、少しテクニカルなので、
それさえクリアできれば、gunniiなどと並んで普及ができそうです。
cinereaなどと同じで
非常にスタンダードなユーカリ管理を行います。
ミント系ユーカリの代表格で病害虫被害はほとんどありません。
先の方の葉が若干ツキヌキ状になってきています。
●Eucalyptus tereticornis
種播時期:昨年冬
現在樹高:30cm
鉢サイズ:6号スリット
越冬場所:野外
置き場所:直射日光が1/3日当たる日陰
少し暖かい地方(クイーンズランド)出身のユーカリですが、
この辺りの地域は比較的雨量も多く、
日本に近い部分があるのでしょうか。
かなり育てやすく、成長の早いユーカリが多く生息しています。
他にはgrandisやcitriodoraなどがありますが、
非常に育てやすいです。
このtereticornisも成長の早さが尋常ではありません。
かなり日光を必要とする品種でなので、十分な日光に当てて、
しっかりと水遣りを行っていれば、爆発的に成長していきます。
シネオールが含まれていないためか、害虫被害を受けやすいです。
●Eucalyptus torquata
種播時期:苗を譲受
現在樹高:40cm
鉢サイズ:6号スリット
越冬場所:野外
置き場所:直射日光が半日当たる日陰
定植してから約1ヶ月半は全く動きがありませんでしたが、
ここにきて落ち着いたのか急激に新芽を伸ばし始めました。
成長のキーはやはり十分な直射日光であると思います。
非常に乾燥好きで高温が大好きという情報もありますが、
家では思ったよりも水が好きで、涼しくなってからでも
スイッチが入れば結構成長が早いなと思いました。
イマイチ育成ポイントの掴みにくいユーカリです。
●Eucalyptus uncinata
種播時期:苗を譲受
現在樹高:35cm
鉢サイズ:6号スリット
越冬場所:野外
置き場所:直射日光が1/3日当たる日陰
気づかないうちに成長していたといった感じのユーカリです。
やはり十分な直射日光が成長のキーだと思います。
日照不足だと葉が小さく育っていく傾向があります。
発芽初期の育苗は少々デリケートですが、
ある程度大きくなってからは、比較的育てやすいユーカリです。
家ではうどんこ病被害は控え目ですが、
ハダニには少し苦しめられました。
葉がツキヌキ状になるという話ですが、
今のところは一つも見られません。
●Eucalyptus urnigera(Glaucous Form)
種播時期:昨年冬
現在樹高:12cm
鉢サイズ:6号スリット
越冬場所:野外
置き場所:直射日光が1/3日当たる日陰
非常に成長のキーが掴みにくいユーカリです。
かなり日光が必要であると思っていますが、
あまり暑すぎるのは得意ではないという情報もあります。
家では夏季にはほとんど成長を進めることはなく、
涼しくなってからの方が圧倒的に成長が進んでいます。
またかなり乾燥を好む品種のようにも思います。
gunniiと良く似た性質を持っているようなので、
これからの成長と冬季の活動に期待しています。
●Eucalyptus viminalis ssp. viminalis
種播時期:苗を購入
現在樹高:40cm
鉢サイズ:6号スリット
越冬場所:野外
置き場所:直射日光が1/3日当たる日陰
viminalisの原種で少し茎が赤く、葉が細長いのが特徴です。
スタンダードなユーカリ管理を行っていれば、爆発的に成長します。
日照不足だと葉が薄く、うどんこ病の被害もチラホラ見られます。
aromaphloiaとは見た目も性質も良く似ており、
パッと見はほとんど区別が付かないことがあります。
●Eucalyptus viminalis ssp. cygnetensis
種播時期:苗を購入
現在樹高:40cm
鉢サイズ:6号スリット
越冬場所:野外
置き場所:直射日光が1/3日当たる日陰
こちらは茎が緑色で少し葉が丸みを帯びているのが特徴です。
文献ではssp. viminalisより少しデリケートとありますが、
家ではこちらの方が強健で爆発的に成長していきます。
このくらいの苗の間はssp. viminalisとほとんど区別が付かず、
全く同じような管理を行っています。
●Eucalyptus viridis
種播時期:昨年冬
現在樹高:25cm
鉢サイズ:6号スリット
越冬場所:野外
置き場所:直射日光が1/3日当たる日陰
十分な日光を当てていればより丈夫な株に育ちます。
最初の発芽率が非常に良いので、かなりの数の苗を抱えました。
暑い夏の間の成長が著しく、最近は少し控えめになりました。
あまり水を必要とせずに、放置していると勝手に育っていきます。
意外にうどんこ病被害にあいやすいユーカリですが、
薬をかけても余り薬害が出ることもありません。
●Eucalyptus websteriana
種播時期:苗を購入
現在樹高:35cm
鉢サイズ:6号プラスチック
越冬場所:野外
置き場所:直射日光が1/3日当たる日陰
とにかく恐ろしく水を必要としないユーカリです。
家では月に2回程度しか水遣りをしませんが、
一度も水切れでヘタったところを見たことがありません。
本当にほおっておくことで寧ろ元気に育つようなユーカリです。
(世話好きの人には少し不向きかもしれませんw)
家ではかなりうどんこ病の被害が多発していますが、
あまりうどんこ病ではダメージを受けないようで、
気にせずにどんどん新芽を展開していきます。
今年度はこれで全部です!
次は来年!一つも枯れることなく、
この冬を無事に乗り越えることができるでしょうか。
ちなみに越冬では、室内に入れるものは一つもありません。
寒さに弱いものは簡易温室で管理、後は野外で管理します。
簡易温室は寒風から守るだけのもので、
気温は野外と同じになります。- # by eucalyptus_k | 2010-11-01 01:05 | ユーカリ(栽培実績)
今年のユーカリ育成を振り返って
今年、ユーカリの種を大量に播いて、
そして、成長の季節が、あと数ヶ月で終わります。
春に種を播いたものの中で
一番大きくなったものが1m程度
一番成長が遅かったものが6cm程度です。
ユーカリを育ててみて思ったのは、
思ったよりたくさんの日光と
少し強いくらいの空気の流れが大切だと感じました。
この2つはマンションのベランダという環境では
一番確保するのが難しい要素ですから、
それはそれは苦しみながら学びました。
今年はもう1つ、実家の親父の協力を得て、
車で5分程度離れた、一軒家の実家の庭でも
ユーカリの育成を試験的に行ってみました。
まず、家のベランダですが、
通常の一般的なマンションのベランダと異なり、
完全に風を通さない高さ120cm程度の石壁で囲われています。
そのため、冬は暖かく、強風も遮ることができる反面、
湿気がこもりやすく、特に下方での空気の流れがありません。
そこに、洗濯物を干すわけですから、
かなり湿気がこもり、ムンムンの状態となります。
また、上の階が大きく前方にせり出しているため、
台風級の横殴りの雨が降らない限りは、
雨の日でも余裕で洗濯物を干すことができます。
これは、日照がその分悪くなることを意味します。
太陽の高い季節(4~7月)は、
ベランダの1/3程度に西日が当たるだけ、
太陽の中程度の高さの季節(2~3月・8~9月)は、
ベランダ全体に4時間程午後の日差しが当たり、
太陽の低い季節(10月~1月)は、
ベランダの半分程度に2時間程午後の日差しが当たります。
最高で4時間/日程度の直射日光となるため、
ほぼ、半日陰の環境ということになります。
この環境はユーカリにはかなりよろしくありませんでした。
ある程度の樹高が稼げればそれだけ日照を得ることができますが、
背の低い苗ほど、日照が悪くなるという厄介な環境です。
この湿気のこもった、日照の悪い環境でも
良く育ってくれたユーカリは下記の品種です。
robusta/camphora/rudis/bridgesiana
citriodora/scoparia/gunnii/staigeriana
crenulata/goniocalyx/grandis/nova-anglica
aromaphloia/melanophloia
湿気に強かったり、日陰に強い品種ばかりです。
これにneglectaを足した品種が、
日本に合って、日陰でも育つ品種といえると思います。
そのまま、栽培難易度が簡単だとも考えられるでしょう。
トップ3はrobusta/citriodora/bridgesianaです。
一方、著しく生育の悪かった品種は下記です。
kruseana/albida/crucis/rhodantha
macrocarpa/polybractea/lehmannii/tetragona
Moon Lagoon/forrestiana/tetraptera/gillii
pachyphylla/torquata/caesia/uncinata/decipiens
ほとんどが中央~西オーストラリアの品種で
高温・乾燥・強い日差しを好む品種ですね。
結論としてこれらの品種をベランダで育てることは
かなりの力技だなあと思わされました。
ワースト3はtetragona/Moon Lagoon/albidaです。
tetragona/Moon Lagoonは
半年で6~10cmしか成長しませんでした。
そして下記は比較的日本でもメジャーですが、
意外にも家では全然奮わなかった品種です。
cinerea/pulverulenta/perriniana/viminalis/morrisbyi
glaucescens/parvula/cordata/leucoxylon/radiata
生育が遅いこともありますが、
何よりも病気がちで株自体の元気がないものが多いです。
湿度が高く、日光が不足しており、
何よりも空気の動きがないのが一番の要因かなと思っています。
次に家の実家の庭ですが、
ここは比較的広いオーブンスペースの庭です。
太陽の一番高い季節のみ、
11時くらいまで少し日陰が生じますが、
それ以外の季節は終日直射日光がガンガンに降り注ぎます。
また、実家の前が学校のグラウンドのため、
かなり風通しが良いのも特徴です。
ここではベランダとは異なり、
下記の品種が非常に良い生育状況となりました。
pulverulenta/perriniana/kruseana/albida
crucis/macrocarpa/tetragona/tetraptera
pachyphylla/torquata/caesia/uncinata
gillii/orbifolia/camphora/aromaphloia
melliodora/erythrocorys
特に西オーストラリア品種の成長の良さが尋常ではありません。
macrocarpaなどが別品種の如く、高速で大きくなっていきます。
また、葉の硬さと葉の大きさが全く違います。
ベランダのものと比べてみると、別品種のように違います。
ところが逆に、下記の品種は生育が著しく悪く、
葉焼けや枯れが多発してしまいました。
gunnii/crenulata/scoparia/sturgissiana
melanophloia/nitens/lehmannii/smithii
delegatensis/cladocalyx nana/radiata
最後に、ベランダでも実家でも、
イマイチ実績の上がらなかった品種があります。
Moon Lagoon/radiata/delegatensis/cordata
lehmannii/forrestiana/leucoxylon
ここには私が掴み切れていない何かがあるのでしょう。
これらの品種の成長の鍵を掴むことも
次年度の大きな目標になると思います。
日々学びの連続ですね。。。
好奇心と探求心は尽きません。- # by eucalyptus_k | 2010-09-24 00:22 | ユーカリ(栽培実績)
2010/8/8 ユーカリ育成の近況(1)
恒例の育てているユーカリたちの近況です。
今回は「鉢植えになっている」全てのユーカリを公開します。
この他にもポット苗が多数あります。
またポット苗にはここにはない品種もあります。
これは自身の記録としても使用しているので、
お時間のある方のみご覧になってくださいね。
何しろ数が多いですから^^;
写真は全て撮影を完了しているのですが、
数が多いため、全4回に分割してアップしています。
よろしくお願いいたします。
<バックナンバー>
・2010/5/1の状況
・2010/5/7の状況
・2010/6/5の状況
・2010/6/19の状況
●Eucalyptus globulus ssp. globulus
種播時期:昨年冬
現在樹高:20cm/8cm
鉢サイズ:7号スリット
置き場所:直射日光の当たらない日陰
大きい方がssp. globulusで小さい方がvar. compactaです。
原因不明の葉が巻いてしまう症状に見舞われて困っています。
一番上の葉が笹船のように巻いてしまっています。
●Eucalyptus globulus ssp. maidennii
種播時期:昨年冬
現在樹高:20cm
鉢サイズ:6号スリット
置き場所:直射日光の当たらない日陰
ssp. globulusよりやや小振りで、
新芽がより白銀色になり綺麗です。
葉の巻く症状は発生していません。
徒長気味なので乾燥気味の管理を心がけたいと思います。
●Eucalyptus globulus ssp. bicostata
種播時期:今年春
現在樹高:10cm
鉢サイズ:6号スリット
置き場所:直射日光の当たらない日陰(クーラー室外機横)
少し遅めに種を播いたので若干小ぶりです。
これも新芽が白銀色になり綺麗です。
葉の巻く症状は発生していません。
●Eucalyptus gunnii ssp. gunnii
種播時期:昨年春に苗を入手
現在樹高:50cm
鉢サイズ:5号陶器
置き場所:直射日光の当たらない日陰(クーラー室外機横)
最も初めに入手したユーカリです。
劣悪な置き場所にも関わらず非常に元気です。
大きくなるに従って白銀色が増し、今非常に綺麗です。
鉢が小さめなので水がすぐに切れるのが問題です。
●Corymbia citriodora
種播時期:今年春に苗を入手
現在樹高:110cm
鉢サイズ:6号プラスチック
置き場所:直射日光の当たらない日陰(クーラー室外機横)
1ケ月に数十センチずつ伸びていきます。
我が家でも最も成長が早く環境の合ったユーカリの一つです。
置き場所は悪いですが背が高いと上の方は日が良く当たります。
●Eucalyptus camphora
種播時期:昨年秋
現在樹高:25cm
鉢サイズ:6号プラスチック
置き場所:直射日光の当たらない日陰(クーラー室外機横)
昨年は6cm程度の幼苗で冬を越しました。
ユーカリには珍しく水持ちの良い用土に植えています。
水を頻繁にあげてもあまり徒長せずに元気です。
日陰にも関わらず、順調に成長を続けています。
●Eucalyptus grandis
種播時期:昨年秋に苗を入手
現在樹高:50cm
鉢サイズ:6号プラスチック
置き場所:直射日光の当たらない日陰(クーラー室外機横)
昨年は痛むことなく冬を楽々越しました。
非常に水食いで水切れにも弱く、2泊以上の外泊ができません><;
とにかく成長が早く、切っても切ってもどんどん葉を増やします。
●Eucalyptus rudis
種播時期:昨年冬
現在樹高:25cm
鉢サイズ:6号プラスチック
置き場所:直射日光の当たらない日陰(クーラー室外機横)
家の環境に良く合ったユーカリの一つです。
日陰に置いているにもかかわらずどんどんでかくなります。
特にユーカリが参り気味の梅雨時期に大きく成長しました。
少し徒長気味なので乾燥気味の管理を心がけたいと思います。
●Eucalyptus pulverulenta
種播時期:昨年夏に苗を入手
現在樹高:25cm
鉢サイズ:7号スリット
置き場所:直射日光の当たらない明るい日陰
年月は経っているにもかかわらず成長が遅いのは、
色々と不運に見舞われ、植え替えを頻繁に行ったことと、
昨年の過湿気味だった管理と置き場所の悪さからでしょう。
あまり水を必要としないことがわかったので、
今年はかなり乾燥気味の管理を心がけています。
●Eucalyptus crenulata
種播時期:今年春
現在樹高:15cm
鉢サイズ:6号スリット
置き場所:直射日光の当たらない日陰
日陰で過湿でもグングン成長し、徒長もありませんが、
日照不足のため葉がヨレヨレで少し頼りない感じです。
より日の当たる場所への移動を検討しています。
●Eucalyptus melliodora
種播時期:今年夏に苗を入手
現在樹高:12cm
鉢サイズ:6号スリット
置き場所:直射日光の当たらない日陰
当初から置き場所が悪かったのですが、
病害にも悩まされずにマイペースに育ってくれています。
もっと日光を当ててあげれば成長の早い品種のはずです。
●Eucalyptus viminalis ssp. viminalis
種播時期:今年夏に苗を入手
現在樹高:25cm
鉢サイズ:6号スリット
置き場所:直射日光が少しだけ当たる日陰
ほんと数週間前にこあら師匠より頂戴した苗です。
真夏の植え替えでもうまくいったので私もなかなかでしょう?w
茎が赤っぽいところが特徴のようです。
今は植え替え後の養生を終えようとしているところです。
●Eucalyptus viminalis ssp. cygnetensis
種播時期:昨年冬
現在樹高:25cm
鉢サイズ:6号スリット
置き場所:直射日光が少しだけ当たる日陰
これも数週間前にこあら師匠より頂戴した苗です。
これも真夏ながらバッチリ植え替えを成功させました。
茎がより緑色なところが特徴のようです。
今は植え替え後の養生を終えようとしているところです。
●Eucalyptus polyanthemos ssp. vestita
種播時期:今年春
現在樹高:10cm
鉢サイズ:6号スリット
置き場所:直射日光が少しだけ当たる日陰
ssp. polyanthemosよりもかなり後に種を播いたのですが、
今は全く同じ大きさに追いついています。
今のところ亜種間での区別は一切つきません。
病害もなく非常に安定して成長しています。
●Eucalyptus cephalocarpa
●Eucalyptus fasciculosa
種播時期:今年春
現在樹高:10cm
鉢サイズ:6号スリット
置き場所:直射日光が少しだけ当たる日陰
比較的安定して成長していますが、
梅雨時期には酷いうどんこ病に苦しめられました。
今もその傷跡が下葉に見られます。。。
最終的にはcinereaのようになるようですが、
今のところ似通ったところは一切見当たりません。
品種識別で判明しましたが、
こちらの品種はcephalocarpaではなく、
fascisulosaという品種になります。
●Eucalyptus uncinata
種播時期:今年夏に苗を入手
現在樹高:15cm
鉢サイズ:6号スリット
置き場所:直射日光が少しだけ当たる日陰
これも数週間前にこあら師匠より頂戴した苗です。
少しだけ根を切ってしまったため、日陰で養生させていますが、
復活後には半日直射日光が当たる場所に移動させる予定です。
いつかツキヌキ状になってくれると期待しています!
パート1はこれで終了です。
パート4まで続きます。
お時間のある方は続いてお付き合いください^^V- # by eucalyptus_k | 2010-08-11 22:47 | ユーカリ(栽培実績)
ユーカリに含まれている精油成分について(2)
今日は以前書いたものに引き続き、
精油成分のお話のアップグレードバージョンです。
こちらでご紹介した精油成分ですが、
全てのユーカリに全ての成分が含まれているわけではありません。
それぞれのユーカリで含まれている成分が異なります。
それにより香りや効能が変わってくるのだと思います。
それでは例をあげてユーカリ別にご紹介します。
とにかく多いので気が向いたら読んでください><;
※下記ABCD順
※主成分は多量を含み、その他は少量を含む
※成分名は前にあるほど量が多い
●Eucalyptus albida
精油含有量:極少
主成分:ピネン、ビシクロゲルマクレン
その他:ユーデスモール
備考:多彩なピネンを含む
●Eucalyptus albopurpurea
精油含有量:極少
主成分:ビシクロゲルマクレン
その他:ピネン、フェランドレン
備考:
●Eucalyptus amygdalina
精油含有量:極多
主成分:ピペリトン、フェランドレン、シネオール
その他:パラシメン、テルピネン4オール、テルピネオール、ピノカルベオール
備考:シネオール、ピぺリトンを多く含むペパーミント系精油
●Eucalyptus archeri
精油含有量:普通
主成分:シネオール、ピネン
その他:リモネン
備考:シネオールを多く含む
●Eucalyptus aromaphloia
精油含有量:多
主成分:シネオール、ピネン
その他:エステル
備考:シネオールを非常に多く含む
●Eucalyptus bridgesiana
精油含有量:極少
主成分:シネオール、ピネン
その他:リモネン、テルピネオール
備考:シネオールを非常に多く含む
●Eucalyptus caesia
精油含有量:極少
主成分:トルクアトン、アロマデンドレン
その他:ピネン
備考:Eucalyptus torquataの芳香成分トルクアトンを含む
●Corymbia calophylla
精油含有量:極少
主成分:ピネン、テルピネン
その他:パラシメン
備考:
●Eucalyptus camaldulensis
精油含有量:少
主成分:シネオール、ピネン、パラシメン、スパスレノール
その他:クリプトン、リモネン、グロブロール、
備考:非常に多彩な成分と希少成分のクリプトンを含む
●Eucalyptus camphora
精油含有量:多
主成分:シネオール、ピネン、ユーデスモール
その他:パラシメン
備考:シネオール、ユーデスモールを非常に多く含む
●Eucalyptus cephalocarpa
精油含有量:少
主成分:シネオール、ピネン、リモネン
備考:シネオールを非常に多く含む
●Eucalyptus cinerea
精油含有量:多
主成分:シネオール、ピネン
その他:アルデヒド
備考:シネオールを非常に多く含み良質の医療用シネオール系精油として注目
●Corymbia citriodora
精油含有量:極多
主成分:シトロネラール
備考:レモンユーカリとしてレモン系精油の王道
●Eucalyptus cladocalyx nana
精油含有量:極少
主成分:シネオール、ピネン、カリオフィレン
その他:スパスレノール、パラシメン、ユーデスモール
備考:成分は多彩だが精油含有量が非常に少ない
●Eucalyptus cloeziana
精油含有量:極少
主成分:ピネン、カリオフィレン、タスマノン
その他:リモネン、テルピネオール、グロブロール
備考:ピネンを非常に多く含む
●Eucalyptus coccifera
精油含有量:普通
主成分:フェランドレン、パラシメン、ユーデスモール
その他:シネオール、グロブロール
備考:フェランドレン主体のペパーミント系精油
●Eucalyptus cordata
精油含有量:極多
主成分:シネオール、ピネン
その他:テルピネオール
備考:シネオールを非常に多く含み良質の医療用シネオール系精油として注目
●Eucalyptus crenulata
精油含有量:少
主成分:エステル、テルピネン、パラシメン、ピネン、テルピネン-4-オール
備考:少し変わった精油成分の組み合わせが特徴
●Eucalyptus crucis
精油含有量:多
主成分:シネオール、ピネン
その他:ユーデスモール
備考:シネオールを多く含む
●Eucalyptus dalrympleana
精油含有量:極少
主成分:シネオール、ピネン、スパスレノール
その他:パラシメン、グロブロール
備考:シネオールを非常に多く含む
●Eucalyptus decipiens
精油含有量:極少
主成分:ピノカルベオール、ビシクロゲルマクレン
その他:シネオール
備考:シネオールを少量含む
●Eucalyptus deglupta
精油含有量:極少
主成分:ネロリドール
その他:ピネン、フェランドレン、エステル、パラシメン、オシメン
備考:精油含有量が非常に少ない
●Eucalyptus delegatensis
精油含有量:多
主成分:フェランドレン、パラシメン
その他:ピペリトン、ユーデスモール
備考:フェランドレンを多く含むペパーミント系精油
●Eucalyptus dives
精油含有量:極多
主成分:ピペリトン、フェランドレン
その他:シネオール、テルピネオール、シトラール
備考:ピペリトンを非常に多く含むペパーミント系精油の王道
●Eucalyptus erythrocorys
精油含有量:極少
主成分:テルピネオール、シネオール
備考:精油含有量が非常に少ない
●Corymbia ficifolia
精油含有量:極少
主成分:ピネン
その他:テルピネン、パラシメン、ビシクロゲルマクレン
備考:ピネンを多く含むが精油含有量が非常に少ない
●Eucalyptus forrestiana
精油含有量:多
主成分:ピネン、シネオール
その他:ビシクロゲルマクレン、アロマデンドレン
備考:ピネンを多く含みシネオールを少量含む
●Eucalyptus gamophylla
精油含有量:多
主成分:ビシクロゲルマクレン
その他:スパスレノール、シネオール
備考:ビシクロゲルマクレンを多く含みシネオールを少量含む
●Eucalyptus gillii
精油含有量:多
主成分:シネオール、カリオフィレン
その他:ピネン
備考:シネオールを多く含む
●Eucalyptus glaucescens
精油含有量:多
主成分:エステル(イソ吉草酸エチル)、シネオール、ピネン
その他:アロマデンドレン、グロブロール
備考:イソ吉草酸エチルは青りんごの香料となる
●Eucalyptus globulus ssp. globulus
精油含有量:多
主成分:シネオール、ピネン、アロマデンドレン、グロブロール
その他:ピノカルベオール、テルピネオール、エステル、リモネン
備考:シネオールを非常に多く含むユーカリ精油の王道
●Eucalyptus globulus ssp. bicostata
精油含有量:普通
主成分:シネオール、ピネン
その他:アロマデンドレン、ユーデスモール、エステル、リモネン
備考:
●Eucalyptus globulus ssp. maidenii
精油含有量:普通
主成分:シネオール、ピネン、アロマデンドレン
その他:エステル、ユーデスモール、リモネン
備考:
●Eucalyptus goniocalyx
精油含有量:普通
主成分:シネオール、ピネン
その他:アルデヒド、ユーデスモール、リモネン、テルピネオール
備考:シネオールを非常に多く含み採取した精油がすぐに黒く濁る
●Eucalyptus grandis
精油含有量:極少
主成分:レプトスペルモン、ピネン、オシメン
その他:シネオール、エステル、スパスレノール
備考:シネオールを非常に少量含み花の香りが強い精油
●Eucalyptus gunnii
精油含有量:極少
主成分:シネオール、ピネン、フェランドレン
その他:スパスレノール、パラシメン、ビシクロゲルマクレン
備考:成分は多彩だが精油含有量が非常に少ない
●Eucalyptus kruseana
精油含有量:少
主成分:シネオール、ピネン
その他:ユーデスモール
備考:シネオールを多く含む
●Eucalyptus lehmannii
精油含有量:普通
主成分:シネオール、ピネン
その他:テルピネン、アルデヒド
備考:
●Eucalyptus leucoxylon
精油含有量:普通
主成分:シネオール、ピネン、アロマデンドレン
その他:ビシクロゲルマクレン
備考:
●Eucalyptus macrandra
精油含有量:極少
主成分:シネオール、ピネン、アロマデンドレン
備考:
●Eucalyptus macrocarpa
精油含有量:少
主成分:ビシクロゲルマクレン、ピネン、アロマデンドレン
その他:シネオール
備考:シネオールを少量含む
●Corymbia maculata
精油含有量:少
主成分:シネオール、ピネン
その他:ユーデスモール、リモネン
備考:
●Eucalyptus melanophloia
精油含有量:極少
主成分:ピネン、パラシメン
その他:フェランドレン、テルピネオール、シネオール、グロブロール
備考:ピネン、パラシメンを多く含む
●Eucalyptus melliodpra
精油含有量:少
主成分:シネオール、ピネン
その他:フェランドレン、カリオフィレン
備考:
●Eucalyptus 'Moon Lagoon'
精油含有量:少
主成分:シネオール、ピネン、パラシメン
その他:ユーデスモール
備考:
●Eucalyptus morrisbyi
精油含有量:多
主成分:シネオール
その他:ピネン、リモネン、テルピネオール
備考:シネオールを多く含む
●Eucalyptus neglecta
精油含有量:少
主成分:シネオール
その他:グロブロール
備考:シネオールを多く含む
●Eucalyptus nicholii
精油含有量:普通
主成分:シネオール
備考:シネオールが成分のほとんどを占める
●Eucalyptus nitens
精油含有量:普通
主成分:シネオール、ピネン、オシメン
その他:リモネン、パラシメン、エステル、テルピネオール、レプトスペルモン
備考:シネオールを少量含み花の香りが強い精油
●Eucalyptus nova-anglica
精油含有量:普通
主成分:ネロリドール、アロマデンドレン、ユーデスモール、グロブロール
その他:ピネン、スパスレノール
備考:ペパーミント系の成分は含まれずにペパーミントの英名を持つ
●Eucalyptus obliqua
精油含有量:極多
主成分:ピペリトン、フェランドレン、パラシメン
その他:シネオール、ビシクロゲルマクレン、スパスレノール
備考:シネオールを少量含むペパーミント系精油
●Eucalyptus orbifolia
精油含有量:普通
主成分:エステル、リモネン、パラシメン、シネオール
その他:ピネン、テルピネオール
備考:
●Eucalyptus pachyloma
精油含有量:少
主成分:シネオール、ピネン
備考:シネオールを多く含む
●Eucalyptus pachyphylla
精油含有量:極少
主成分:シネオール、ピネン、リモネン、アロマデンドレン
その他:テルピネン、オシメン、パラシメン、ピノカルベオール、テルピネオール、グロブロール
備考:成分は多彩だが精油含有量が非常に少ない
●Eucalyptus parvula
精油含有量:少
主成分:シネオール、ピネン、テルピネオール
その他:ユーデスモール、アルデヒド
備考:シネオールを非常に多く含む
●Eucalyptus pauciflora
精油含有量:普通
主成分:ユーデスモール、ピネン、シネオール、フェランドレン
その他:ピペリトン、スパスレノール
備考:ユーデスモールを多く含みシネオールを少量含む
●Eucalyptus perriniana
精油含有量:多
主成分:シネオール、ピネン
その他:リモネン、テルピネオール、アルデヒド
備考:シネオールを非常に多く含む
●Eucalyptus pluricaulis ssp. porphyrea
精油含有量:普通
主成分:ピネン、シネオール、アロマデンドレン
その他:グロブロール
備考:ピネンを多く含みシネオールを少量含む
●Eucalyptus polyanthemos
精油含有量:少
主成分:シネオール、ピネン
その他:フェランドレン、グロブロール、
備考:シネオールを多く含む
●Eucalyptus polybractea
精油含有量:極多
主成分:シネオール
その他:パラシメン、フェランドレン、クリプトン、ピネン
備考:シネオールの純度が非常に高い精油を産する精油の王道(CT1/CT2)。
●Eucalyptus preissiana
精油含有量:極少
主成分:シネオール
その他:ユーデスモール
備考:シネオールを多く含む
●Eucalyptus pruinosa
精油含有量:極少
主成分:シネオール、ビシクロゲルマクレン
その他:ピノカルベオール、グロブロール、スパスレノール
備考:シネオールを多く含むが精油含有量が非常に少ない
●Eucalyptus pulverulenta
精油含有量:極多
主成分:シネオール、ピネン、リモネン
その他:エステル、テルピネオール
備考:シネオールを非常に多く含み良質の医療用シネオール系精油として注目
●Eucalyptus punctata
精油含有量:少
主成分:ピネン、シネオール
その他:リモネン、パラシメン、テルピネン、テルピネン-4-オール、クリプトン、テルピネオール、フェランドレン
備考:シネオールを多く含み多彩なピネンを含む
●Eucalyptus pyriformis
精油含有量:普通
主成分:シネオール、ピネン、
その他:アロマデンドレン、ユーデスモール、アルデヒド
備考:シネオールを多く含む
●Eucalyptus radiata
精油含有量:極多
主成分:フェランドレン、ピペリトン
その他:シネオール、テルピネン-4-オール、テルピネン、テルピネオール、ピネン、シトラール
備考:フェランドレンを非常に多く含むペパーミント系精油の王道
●Eucalyptus regnans
精油含有量:極多
主成分:ユーデスモール、フェランドレン
その他:パラシメン
備考:ユーデスモールを非常に多く含むペパーミント系精油
●Eucalyptus rhodantha
精油含有量:少
主成分:シネオール、ピネン
その他:ピノカルベオール
備考:シネオールを少量含む
●Eucalyptus risdonii
精油含有量:普通
主成分:シネオール、フェランドレン
その他:テルピネオール
備考:シネオールを多く含むペパーミント系精油
●Eucalyptus robusta
精油含有量:極少
主成分:ピネン、リナロール、パラシメン、テルピネン-4-オール、テルピネオール
その他:ピペリトン、フェランドレン、ピノカルベオール、シネオール
備考:シネオールをほとんど含まずユーカリ茶に最適
●Eucalyptus rubida
精油含有量:普通
主成分:シネオール、ピネン、スパスレノール
その他:パラシメン、テルピネオール、フェランドレン
備考:シネオールを多く含む
●Eucalyptus rudis
精油含有量:少
主成分:シネオール、ビシクロゲルマクレン、ピネン
その他:アルデヒド、アロマデンドレン、フェランドレン
備考:シネオール、ビシクロゲルマクレンを多く含む
●Eucalyptus scoparia
精油含有量:普通
主成分:シネオール、ピネン
その他:グロブロール
備考:シネオールを非常に多く含む
●Eucalyptus sideroxylon
精油含有量:普通
主成分:シネオール、ピネン、グロブロール、ユーデスモール
その他:ビシクロゲルマクレン
備考:シネオールを非常に多く含む
●Eucalyptus smithii
精油含有量:多
主成分:シネオール、ピネン、グロブロール、ユーデスモール
その他:エステル
備考:シネオールを非常に多く含むユーカリ精油の王道
●Eucalyptus staigeriana
精油含有量:多
主成分:シトラール、リモネン
その他:フェランドレン、テルピネオール、シネオール
備考:シトラール、リモネンを多く含むレモン系精油の王道
●Eucalyptus sturgissiana
精油含有量:普通
主成分:シネオール
備考:シネオールが成分のほとんどを占める
●Eucalyptus subcrenulata
精油含有量:多
主成分:シネオール、ピネン、テルピネオール
その他:スパスレノール、パラシメン
備考:シネオールを非常に多く含む
●Eucalyptus tenuiramis
精油含有量:極多
主成分:シネオール、フェランドレン
備考:シネオール、フェランドレンを多く含むペパーミント系精油
●Eucalyptus tereticornis
精油含有量:少
主成分:ピネン、パラシメン、スパスレノール、ユーデスモール、グロブロール
その他:クリプトン、カリオフィレン、シネオール
備考:非常に多彩な成分と希少成分のクリプトンを含む
●Eucalyptus tetragona
精油含有量:極少
主成分:ユーデスモール、ピネン、グロブロール、フェランドレン、シネオール
その他:アロマデンドレン、ビシクロゲルマクレン
備考:ユーデスモールを多く含むが精油含有量が非常に少ない
●Eucalyptus tetraptera
精油含有量:普通
主成分:シネオール、ピネン、アロマデンドレン
その他:グロブロール、ユーデスモール
備考:シネオールを多く含む
●Eucalyptus torquata
精油含有量:多
主成分:トルクアトン、ピネン
その他:ユーデスモール、シネオール
備考:固有成分のトルクアトンを多く含む
●Eucalyptus uncinata
精油含有量:少
主成分:シネオール、ピノカルベオール
その他:アロマデンドレン
備考:シネオールを多く含む
●Eucalyptus urnigera
精油含有量:普通
主成分:シネオール、ピネン
その他:テルピネオール
備考:シネオールを非常に多く含む
●Eucalyptus viminalis
精油含有量:普通
主成分:シネオール、ピネン、グロブロール、リモネン
その他:テルピネオール、アルデヒド、フェランドレン
備考:シネオールを非常に多く含むユーカリ精油の王道
●Eucalyptus viridis
精油含有量:普通
主成分:シネオール、ピネン、アロマデンドレン
その他:パラシメン、クリプトン、テルピネオール、シトラール
備考:シネオールを非常に多く含み希少成分のクリプトンを含む
●Eucalyptus woodwardii
精油含有量:多
主成分:ピネン、シネオール、トルクアトン、アロマデンドレン
その他:ユーデスモール
備考:Eucalyptus torquataの芳香成分トルクアトンを含む
多すぎるくらいの例をあげてみました。
品種で掲載希望があればこちらに追加していきます。
この内容は自分の資料としても活用していきますので、
長文ですが何卒ご容赦くださいませ。- # by eucalyptus_k | 2010-08-04 01:36 | ユーカリ(品種知識)