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実家の庭は蕾パラダイス!!

先日実家の庭でユーカリを観察しました。
ここのところ梅雨で雨の日が続いていたので、
じっくり観察できたのは久しぶりでした。

やはり、ほぼ終日直射日光が当たり、
風通しの良い実家の庭では、
マンションのベランダとは比べ物にならないほどに
立派なユーカリ達の成長を見ることはできました。

どちらかというと両親の好みもあって、
銀葉の生えるユーカリを中心に置いているのですが、
銀葉だけでなく、蕾も大量にできていてビックリ!

まず、昨年も開花したpulverulentaです。
昨年に比べて、さらに蕾の数が増えており、
上の方の枝のほぼ全てに蕾が付いています。
※樹高は150cm弱

fancybox記事292の画像1

fancybox記事292の画像2

一度、花の咲いたユーカリは、
次年度からはほぼ確実に花を咲かせると言われていますが、
この性質については、ほぼ間違いないようですね。


次は毎年たくさんの花を咲かせるkruseana
これも昨年以上に大量の蕾が付いています。
※樹高は70cm程度

fancybox記事292の画像3

写真は部分的なものになりますが、
ほぼ全体に蕾が大量に付いているので、
全てが開花したらとても美しく映えそうです。

fancybox記事292の画像4

このkruseanaについては、
ベランダの株でも蕾が付いているので
自宅の方でもとても楽しみですね!


そして、既に開花しているのが、
ついにベランダと実家の両方で
開花を実現できたextricaです。
※樹高は120cm程度

fancybox記事292の画像5

先日の記事でこのextricaの原種になる、
pleurocarpaがベランダの方で開花していましたが、
花の方はpleurocarpaとは大きく異なり、
かなり小さくて存在感の少ない花になっています。

この
extricaについては、今朝、
ベランダでも開花が始まっているのを確認しました。

そして次は私の育てている中では、

最も花の咲きやすいユーカリという
認定を受けたgilliiです。
※樹高は100~140cm程度

fancybox記事292の画像6

実家には4株のgilliiが置いてありますが
そのうちの3株に大量に蕾が付いていますので、
どれだけ花の咲きやすいユーカリかがわかります。

そしてここからは、
実家でもベランダでも一度も花の咲いたことのない、
初めて蕾を付けたユーカリの紹介です。

fancybox記事292の画像7

まずはuncinataです。
こちらはパッと見はgilliiと非常に良く似ていますが、
gillii程には蕾のキャップに尖りが無く、
葉も少し丸みを帯びていて青色が強いです。

たくさんの蕾が付いていますので、
間違いなく開花に至るのではないかと思います。

uncinataは西AZのツキヌキユーカリと言われますが、
私の栽培環境でも知人の栽培例でも、
一度もツキヌキ状の葉が生じたことはありません。

花自体は一般的なクリーム色の花ですが、
新たな品種の開花はとても楽しみです。

fancybox記事292の画像8

次はtorquataです。
torquataはユーカリの中でも
際立って美しい花を咲かせる品種の一つです。

その花の色は美しいピンク色をしています。
※参考写真はこちらの記事に載っています。

まだまだ小さな蕾ですが、
開花は来年の春あたりになるでしょうか。

樹高は140cm程の株ですが、
ほぼ全体に蕾がたくさん付いているので、
とても開花が楽しみです。

fancybox記事292の画像9


そして最後は!melanophloiaです。
これもextricaと同じくすでに開花しています。

このmelanophloiaは4m程度のmalleeで
収まることもあるようですが、
基本は10m以上の樹木になる品種なので、
正直花が咲いているのにはビックリ仰天しました。

fancybox記事292の画像10

fancybox記事292の画像11

写真では白く飛んでしまっていますが、
花はその他の白系の花が多いユーカリの中では
かなり黄色みが強く、良く目立ちます。

ちょっとこれは珍しいので
多めに写真を載せておきます!

fancybox記事292の画像12

fancybox記事292の画像13

fancybox記事292の画像14

melanophloiaについては
ユーカリ紹介の方で紹介しています。

元々銀葉のとても美しいユーカリなのですが、
我が家のベランダの株は日照不足で葉が薄く、
かなり鮮やかな緑色の葉をしています。

ところが実家のmelanophloia
それはそれは銀葉の美しい株に育っています。

実家の銀葉の美しいユーカリについては、
次の記事でご紹介します

# by eucalyptus_k | 2013-07-30 17:50 | ユーカリ(花と蕾)
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嬉しいユーカリ蕾ラッシュ!

今年は昨年よりもたくさんの蕾ができました。
ちょうど今、蕾のラッシュが始まっています。

昨年の秋から蕾ができているものもあれば、
今年の春になってから急にできたものもあります。

まずは昨年から蕾を作っている
期待の星のlehmanniiです。

fancybox記事287の画像1

fancybox記事287の画像2

昨年の秋ごろから蕾ができていましたが、
当初はとても小さな蕾でした。

ところが今年の春に入って
気温が上昇してからは
急激に大きくなってきています。

以外に大きいのでもし咲いたら
かなり見ごたえがありそうです♪

fancybox記事287の画像3


次に我が家でも今年初めて蕾のできた
pleurocarpaです。

fancybox記事287の画像4

昨年は自慢のpleurocarpa
転倒で折って枯らせてしまいました。。。
※そのお話はこちら(ToT)

この株は元々予備で育てていた小さな苗でしたが、
順調に育って蕾を付けてくれました。
それでもまだ樹高は50cm程度で、
葉の毛がなくなってからまだ大した間がありません。

fancybox記事287の画像5

fancybox記事287の画像6

とても小さな蕾ですが、
下の写真のように蕾の先端に
×ペケポンがあるのが面白いです。

fancybox記事287の画像7


そしてこちらも
我が家のベランダでは初のkruseanaです。

fancybox記事287の画像8

置き場所や湿気・日照の都合からか
毎年kruseanaは越冬時に激しく痛みます。

fancybox記事287の画像9

この写真で見える変な色の葉や
斑点のある葉は触ると簡単に散ってしまいます。

パッと見はボロボロに見えますが、
新芽はしっかりと展開していますし、
何よりも蕾が付いてくれて感激でした!


最後は去年も開花してくれた
extricaです。

fancybox記事287の画像10

fancybox記事287の画像11

こちらは昨年花の咲いた株で
まだまだ蕾は小さいです。
これも樹高はわずか50cm程度です。

引き続き病気がちですが、
傷んだ葉などを取り除いて
少し掃除がてら剪定をして、
さらに少し置き場所の改善をしたところ
病気の症状は若干改善されてきました。

実はextricaは我が家には
予備にもう一株あるのですが、
何と!こちらの株も蕾を付けました!

fancybox記事287の画像12

fancybox記事287の画像13

こちらは予備苗だったために、
長らくポットに植えたままだったので
少し徒長して65cm程ありひょろ長いですが、
それでも立派な蕾を付けてくれています。

去年の実績を考えると
うまくいけば夏前くらいには一斉に開花しそうですね。

他には実家のpulverulentaなどにも蕾ができており、
一度花の咲いた株は、次年度も高い確率で
また花が咲いてくれるようですね。

これからの蕾の展開が楽しみです{#笑い}

# by eucalyptus_k | 2013-06-24 16:57 | ユーカリ(花と蕾)
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ユーカリ・マクロカルパ(macrocarpa)の蕾速報

実家に昨年からずっと開花を待ち続けている
macrocarpaの蕾があります。

先日、実家を訪ねた際に
その蕾の状況を確認してきました。

fancybox記事279の画像1

少し見ない間に
びっくりするほど大きくなっていました。

私の指と比較してみましょう。

fancybox記事279の画像2

fancybox記事279の画像3

近くで見るとなかなかの存在感です。

私の従妹に1歳の子供がいるのですが、
ちょうどその子の握りこぶしくらいあります。

蕾の越冬は、もううまくいったと思って
良いのではないでしょうか?

蕾の蓋の色も変わってきているので、
近日中に開花するのではないかと
今からワクワクしています。

最後におまけのkruseana
珍しいライムグリーンの花です。

fancybox記事279の画像4

kruseanaは昨年の秋口にも咲いていたので、
冬以外はいつでも開花するのでしょうか。

葉もとても美しいので、
育ててみてとてもおいしいユーカリですね。

# by eucalyptus_k | 2013-05-01 17:24 | ユーカリ(花と蕾)
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冬の終わりとドバトとの根比べ

今年は結局、面倒なことと、
実験的な理由もあって(言い訳?)
全く簡易温室を使用せずに冬を越えられそうです。

花粉情報がそろそろメディアでも取り上げられ、
今晩の雪かもしれない天候さえ乗り越えれば、
春はもうすぐそこまで来ているといえます。

結局、今年は大阪では目立って寒すぎる日が
なかったこともあるのかもしれませんが、
全てのユーカリで完全屋外越冬が達成できそうです。

寒さに難ありと言われている、
decipiens/tetragona/kruseana/erythrocorys
といったユーカリも、寒風吹きさらしの場所に放置中ですが、
特に大きな葉痛みはありません。

何度も書いていますように、
今年は大幅に潅水量を減らしたことが
一番良かったのかもしれませんが、
私の育てている150品種程のユーカリに限り、
50cmを超えるような株であれば、
大阪の軒下では屋外越冬が可能ということになります。

寒風や高層マンション特有の強風を
まともに受ける場所ではありますが、
雨はほぼかからない場所になりますので、
あくまでも「軒下」とさせていただきます。

パッと見、最も傷みが激しいのは
レモンユーカリですが、
これは毎年同じことで、
春になれば早々に復活を遂げてくれます。


話は変わりますが、
最近の悩みは、専らドバトです!

マンションに多数巣くうドバトは、
さながら森のような我が家のベランダを
いたくお気に入りの様子。。。

毎日熱心にユーカリの枯れ木や枯れ葉を集めて、
ベランダの隅に巣を作ろうと必死です。

巣作りは、毎日欠かさずユーカリ管理をする
私に阻まれて、達成は100%不可能でしょうが、
賢いことに、枯れ枝だけでなく、
勝手に下枝を折って巣のネタにするので困ったものです。
鉢土もドバトの足跡だらけです。。。

ドバトの禁忌剤などはとうの昔に導入済みですが、
最近では慣れてきて、ほとんど効き目はありません。

ハトは餌を与えると、
どんどん多産になり増えていきます。

人間の一時の満足で餌を与えてしまうと、
結果として、自治体の駆除の対象になってしまったり、
お互いのために何ら良いことはありませんから、
公園などで餌を与えようなんて思ったときには
今一度考えてみてください。

こちらも腹が立つことは多々ありますが、
何とかうまく共存できないものか試行錯誤してみます。

# by eucalyptus_k | 2013-02-05 14:01 | ユーカリ(栽培実績)
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今年の冬季管理からわかったこと

初めに!
非常に遅くなってしまいましたが、、、

あけましておめでとうございます!
本年もよろしくお願いいたします!

今年はブログの機能追加と
それに関するトラブル云々に加えて、
年末年始のバタバタで、
記事の更新もままなりませんでした><;

季節は厳冬期に差し掛かろうというところですが、
今年は未だに温室を出してさえいません。
寒さに弱いユーカリを軒下に移動させたり、
後ろに下げるといったようなことも全く行っていません。

camaldulensis/robusta/melanophloia/rudis
レモンユーカリといったような、
そこまで寒さに強くないユーカリは
既に真っ赤に紅葉しています。

ところが、
decipiens/kruseana/pleurocarpa/extrica

などの若干耐寒性に難ありの西AZのユーカリや、
耐寒性が未知数の新参のユーカリについては、
特に大きな葉痛みや、紅葉も起こっていません。

我が家で最も耐寒性に難のあるerythrocorysも、
成長が進んで、葉の毛がなくなり、
光沢のある葉へと変わったからでしょうか。
今のところ目立った痛みは出ていません。

このままいけそうな気もしているので、
今年は、まだしばらく、
温室や移動なしで行きたいと思っています。

今年の管理で、例年と大きく違うところは、ただ一つ!
ほぼ全ての株で、鉢の上からは全く水を与えていないことです。

寒さに強く、冬季の吸水もそこそこあるような、
globulus/risdoniiなどはその限りではありませんが、
特にmacrocarpaなどのユーカリでは、3~14日に1回程度、
ほんの数秒、鉢底のスリットから軽く水をかける程度です。

特に冬季の吸水が少ないユーカリにwoodwardiiがあります。
我が家のwoodwardiiは35cmくらいの樹高で、
スリットの5号鉢に植わっています。
これももちろん、鉢底のスリットからの吸水のみです。

試しに、用土全てがカラカラの状態のときに、
鉢底のスリットから5秒程度水をかけて、
そこから、鉢底のスリットから見える土が、
何日で乾くのかを実験してみました。

結果は、余裕で半月以上かかりました。

わずか5秒、鉢底から水をかけただけですから、
用土の表面は最初から最後までカラカラです。

60cmで6号鉢のkruseanaでも実験しましたが、
余裕で半月くらいは湿ったままでした。

これは、鉢底から見えるスリット付近の土だけの話ですから、
恐らく完全に水が切れて、枯れが出るまでには、
まだ何日も余裕があるものだと思います。

これらのユーカリが、
冬季はどれほど水を吸わないのかがわかります。

先年までの冬季管理では、最低でも半月に1度くらい、
鉢の表面からたっぷりと水を与えていました。
これでは正直少ないかなと思っていたのですが、
とんでもない話で、寧ろ多すぎたようですね。

今年、一切温室を使用していなくても、
ほとんど全てのユーカリに痛みがないのは、
この吸水量の調整の恩恵なのかもしれません。

吸水を減らし、乾燥気味に管理することで、
大幅に耐寒性を上げることができる。

この言葉の意味をようやく体感できた気がします。

一方で、冬季にこれらのユーカリを
常時、雨の当たる場所で管理するというのは
ちょっと難しいことなのかもしれません。。。

# by eucalyptus_k | 2013-01-05 19:38 | ユーカリ(栽培知識)
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