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ユーカリのpHと鉄分欠乏症について

今朝何気なく、現地の栽培ガイドを見ていたところ、
ユーカリは比較的pHに敏感なところがあり、
それを起因とした鉄分欠乏症になりやすいという情報がありました。

これは品種により様々で、
中にはアルカリ寄りのpHを好むユーカリも存在しますが、
細かく分析するのは厄介なので、
基本的には下記のpHで統一して栽培するのがベターだそうです。

弱酸性:pH 5.5 - 6.4

これはアルカリ寄りを好むユーカリであっても、
酸性寄りのpH耐性を必ず持っており、
酸性寄りの用土で育てたとしても、
特に大きな障害は出ないためだそうです。

このpHであれば、通常の日本で有り触れた用土で
特に操作は不要ということになりますね。

我が家では今は一律全てのユーカリのpHが
少し高めになっている可能性があります。

その中で激しく鉄分欠乏症になっている品種も多数あり、
今後は良い意味で、あまり過保護になりすぎず、
触り過ぎないように心がけていこうと思っています。

今のところアルカリ寄りのpHを好むと
わかっている品種はMoon Lagoonのみ。
ある程度アルカリでも育つものとしては、
rudiserythrocorysなどがわかっていますが、
これらも別に通常の用土で問題なく育てられます。

また、化成肥料の与えすぎでも
pHが上がってしまうことがあるので、
無用な多肥にも気をつけてみてください。

次年度は鉄分欠乏症の品種については
決して調子は悪くないので、一度全てに植え替えを行い、
用土をリセットしたいと考えています。

肥料もpHも自然が一番ですね。。。


●鉄分欠乏症の症状例
fancybox記事255の画像1

# by eucalyptus_k | 2012-11-28 10:38 | ユーカリ(栽培知識)
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