macrocarpa(マクロカルパ)育成記~その2~
Eucalyptus macrocarpaは際限なく立ち枯れていきます。
でも、くじけずに色々試してみます。
薬品を変えたり、環境を変えたり、
用土を変えたり、薬品等の使用方法を変えたり、
それでも、枯れるときは枯れるんですね。
今日はmacrocarpa苗の枯死の一大要因
立ち枯れ病について写真を交えてご紹介したいと思います。
まず、macrocarpa苗の失敗要因は
下記の3つの要因が各パーセンテージで発生します。
【1位】立ち枯れ病(90%)
【2位】生育不良(8%)
【3位】未発芽(2%)
2位の生育不良とは、何故か土中に芽を伸ばし、
地上に根を伸ばす変な株があってそのまま枯れてしまったり、
種の殻を破ることができずに枯れてしまう株のことです。
3位の未発芽のパーセンテージの低さを見ていただくと、
macrocarpaの発芽率はどれほど良いかがわかるかと思います。
1位の立ち枯れ病ですが、
一見、問題なく苗が育っているように思えるのですが、
ある時、成長が進まなくなります。
そうすると少し苗が根元からフラフラしてきます。
それをしばらくほおっておくと枯れてしまいます。
下の写真は苗がフラフラした時点で引き抜いてみたものです。
双葉部分は何の影響もありませんが、
こうなった株はほぼ100%枯れてしまいます。
根は引き抜いた時に切れていますので短くなっています。
見ていただくと根にさほどの影響はありませんが、
茎の土に隠れていた部分が完全に黒変しています。
この黒変は土に植わっていた場合には全く見えない場所です。
macrocarpaの横に専用のごみ箱缶を設置していますが、
写真のような苗のカスでいっぱいになっています。
暖かくなって、季節が到来したら
少しはマシになるのかな・・・?><;- # by eucalyptus_k | 2010-03-25 00:22 | ユーカリ(栽培実績)
ユーカリ育成ブログです。タネを輸入して150種以上のユーカリを育てています。 By eucalyptus_k
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