ユーカリ・ディシペンス・アデスモフロイア
(decipiens ssp. adesmophloia)の開花引き続き我が家のベランダでの
ユーカリ開花情報です。
ハートリーフユーカリdecipiensの
亜種、ssp. adesmophloiaが開花しました。
ハートリーフユーカリdecipiensの中では、
ssp. adesmophloiaは葉の青みが強く、
最もハート型にはなりにくく、
ティアドロップ型(涙型)のような葉型になります。
ただこれらの亜種の最も大きな差は
生息地や樹形、樹皮などが主となるため、
苗木時点での違いは個体差によるものも大きいです。
ssp. adesmophloiaは三種の中では
最もスムースなリボンガム系の樹皮に育つようです。
decipiensの花はどの亜種でも同じで、
たくさんの花がまとまって咲くのが特徴です。
一つ一つは小指の先程度の小さな小さな花ですが、
たくさんの花がまとまって咲いているので、
思ったよりも存在感があります。
他ではlehmanniiの花も同じような構造により、
かなりの存在感を出しています。
たくさんの花がまとまって付いているので、
その実はとても面白い形状になります。
特にタネを採集した後のガムナッツは、
トゲ付き鉄球のような形をしていて面白いので、
花材としても人気があるようです。
我が家は高層階のため、なかなか授粉は難しく、
ガムナッツを生成することはできないかもしれませんが、
私の知るところでは、decipiensが、
そしてssp. adesmophloiaが開花したというのは
全く聞いたことがありませんでしたので、
とても嬉しく、びっくりしています。
元々このssp. adesmophloiaは非常に調子が悪く、
前回開花したtorwoodほどではありませんが、
菌類系の病気に罹っているようで、
綺麗な葉がなかなかできずにずっと心配していました。
現在もまだ葉が汚くなりやすいですが、
一時期よりはかなり調子を戻しています。
一般的にも良く言われますが、
少し調子の悪い株の方が
子孫を残そうと躍起になるのでしょうか?
花が咲きやすいように思います。
うまくいけば次は、
torquataが開花しそうです。- # by eucalyptus_k | 2015-05-25 22:40 | ユーカリ(花と蕾)
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