春の訪れとユーカリの植え替え
桜も咲き終わって辺りはもうすっかり春です
段々とユーカリの吸水量も増えて、
新芽に動きが出てきました。
そんな中で新たにタネを播いたり、
ポット苗を鉢に植え替えたりしています。
今日も昼ご飯の合間に、4鉢植え替えを行いました。
当初は本当に植え替えが苦手で、色々と失敗もありましたが、
最近は随分と手慣れてきたもので、
パッパと流れ作業でできるようになりました。
まず一つ目はpleurocarpa。
この株は昨年見事な花を咲かせてくれたので、
今年も期待大です!
冬場の過湿と寒さで下葉に少し傷みが出ていますが、
今年の冬の寒さでも新芽には全く傷みがありませんでした。
これからの成長に期待しています。
二つ目はBabyBlue。
置き場所の悪さと夏の傷みが残っていて、かなりボロボロですが、
今回から置き場所をかなり良い場所に移動させて、
これから復活させていきたいと思っています。
我が家のベランダはどうしても置き場所に限りがあるため、
置き場所の悪い株はどんどんと傷み、
置き場所の良い株はすくすくと元気に育っていきます。
このBabyBlueのように丈夫な品種を中心に、
枯れない程度の置き場所ローテーションと
ある程度の妥協がどうしても必要になります。
三つ目はcampaspeです。
これは西AZ出身の白銀細葉が魅力のユーカリで、
今回発の鉢上げになります。
まあ西AZのユーカリの例に漏れず、
なかなかに我儘で厄介なユーカリです。
このような激しい日光を必要とするような品種には、
置き場所のローテーションは行わず、
常に日照や風通しの良い場所に置いています。
四つ目は何と!
最後の品種不明ユーカリです。
accedensのタネに混ざっていたものです。
西AZ限定のタネ屋で購入していますので、
西AZ出身のユーカリであることは間違いないでしょう。
最初はlehmanniiやtorquata辺りかと思っていましたが、
葉や幹、新芽の出方などを見るとどれも違うようです。
ただこのような細葉の一般的なユーカリは、
非常にたくさんありますので、明確な識別を行うには、
もう花を咲かせるより他にありません。
育てている感じではtorquataに近しい品種のようですし、
あまり大きく育つような感じはしないので、
このまま育て続ければ、開花の見込みは十分にあると思います。
このユーカリは非常に強健で、寒さや過湿にも強く、
西AZのユーカリの中では、日照にもまあまあ寛大で、
かなり育てやすいユーカリです。
春も進んで、これからユーカリ栽培は
どんどんと活動的になっていきます。
皆さまがお育てのユーカリの近況など、
お時間のある時にでもお知らせ願えたら嬉しいです- # by eucalyptus_k | 2014-04-10 23:17 | ユーカリ(栽培実績)
トラックバックURL : http://www.eucalyptus.jp/tb/315/