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新年早々!我が家のユーカリ達

前回の12月初頭の写真に引き続き、
本日撮影したてのユーカリ達を公開します{#キラキラ}

前回の写真で最も日照の良い場所に置いてあった品種は
同時に寒風に弱いものも多いので、
多くは簡易温室に避難させている状態です。

恐らく多くの品種が温室外でも越冬可能かと思いますが、
敢えて葉を痛ませたくないという考えからです。
こちらが背の高い温室で、
三段のものを二段にして使用しています。
fancybox記事176の画像1

上段は苗、下段は寒さに弱い鉢ものです。
こちらが背の低い方の温室です。
fancybox記事176の画像2

温室の下段をさらに寄って見てみます。
まずは左の大きな温室からです。

銀大葉が目立っているのはmacrocarpaです。
その他ではkruseana/pachyphylla/pachyloma
staigeriana/rhodanthaなどがあります。
この中で本当に寒さが心配なのは
真ん中あたりのとても小さな苗サイズの
socialis/woodwardii/torwood/gongylocarpa
の4品種とpachylomaだけです。
fancybox記事176の画像18

次に右の温室です。
こちらも銀大葉が目立っているのはmacrocarpaです。
左の奥のピンクになっている大葉はpleurocarpa
右手前の大きな葉のものがtetrapteraです。
小さな葉が特徴的なものは全てdecipiens(亜種3種)です。
このdecipiensが最も寒さに弱いように思います。
既にかなり葉は痛みかけています。
macrocarpaの右横の小さなpimpiniana
寒さにはまり強くなさそうです。
fancybox記事176の画像14

私の背丈程の高さがあるrisdoniiです。
夏は比較的深緑の葉色をしていますが、
冬になるといきなり銀葉が美しくなってきます。
寒さにはめっぽう強く、冬は寧ろ調子が良いくらいです。
左の銀葉はcrucis、右手前がalbopurpureaです。
fancybox記事176の画像4

さらにその足元に寄ってみます。
右がalbopurpureaで真ん中左の銀葉はgilliiです
左手前がとても珍しいユーカリpruinosaです。
サバンナ出身なので寒さがとても心配でしたが
今のところとくに大きな葉痛みも起こっていません。
fancybox記事176の画像12

次は少し左側を見てみます。
銀葉が美しいのは先程も写っていたcrucis、
そして葉が真っ赤になっているのが
先日ユーカリ紹介で紹介したmelanophloiaです。
このように真っ赤になって葉痛みも激しいです。
fancybox記事176の画像11

albopurpureaの更に手前です。
大きな毛の生えた葉はerythrocorysです。
寒さにはとても弱いユーカリですが、
この大きさになると大阪の冬では問題ありません。
手前の細葉はlehmanniiです。
これも風さえ防げれば葉痛はありません。
fancybox記事176の画像5

さらに奥にあるtenuiramisです。
夏の葉はとっても濃い緑色なのですが、
冬になると別品種かの如く銀葉になります。
とても丈夫で美しく冬こそ本場のユーカリです。
fancybox記事176の画像10

我が家のノッポ君たちです。
どれも寒さに強いというわけではありません。
一番背の高いのがrobusta、右がglobulus
手前の下葉が紅葉しているのがcamaldulensis
左下の方で銀葉の美しいものはmaideniibicostata
奥に見えるのがcitriodora(レモンユーカリ)です。
fancybox記事176の画像6

そのレモンユーカリに焦点を当ててみました。
今のところ別に大した葉痛みも起こっていません。
右下で綺麗に紅葉しているのはgrandisです。
これもあまり寒さに強いとは言えませんが、
春になれば一気に復活してくるでしょう。
fancybox記事176の画像7

さらに奥の日当たりの悪いゾーンです。
背の高い丸葉はrudisです。
これは我が家でもトップクラスに寒さに弱いですが、
ここまで大きくなれば越冬は問題ないと思います。
今のところ少しだけ葉が傷んでいる程度です。
真ん中の葉のでかいのはcypellocarpa
その右横の銀葉はgunniiです。
この辺りは寧ろ冬の方が調子が良くなります。
fancybox記事176の画像8

そこから少し手前にあるsmithiiです。
これも今の時期の方が圧倒的に調子が良いです。
新芽はピンクで少し銀葉がかる部分もあります。
viminalisと比べて、今の時期はかなり白っぽくなります。
右下の方に見えている若葉色の新芽がviminalisですが、
夏には全く見分けがつかなくなります。
fancybox記事176の画像9

次はベランダの右手の方になります。
ここは日当たりは良いですが、
結構風が当たって寒くなります。
右の銀葉ハートリーフがorbifolia
その左隣がtorquata
一番手前の銀小葉がMoon Lagoon
その後ろの銀葉がalbidaです。
ここの品種たちは比較的寒さには強いです。
fancybox記事176の画像3

その左側の場所です。
室外機の下なので暖かく、
養生場所のようになっています。
一番左の銀葉はcinerea、奥の銀葉はperriniana
手前の背の低い銀葉はaccedensです。
accedens右側の小さなcoolabah
左側の細長葉のleptophyllaは少し養生中です。
それでも温室内よりは寒いですから、
もう少し樹高が伸びれば屋外越冬は問題なさそうです。
fancybox記事176の画像17

それでは最後に大きな温室の手前にあった
特徴的なユーカリ3種を
紹介して終わりにしたいと思います{#微笑}

どれもあまり寒さには強くないかなと心配でしたが、
今のところとくに葉痛みもないようなので
安心して温室外(真前)に置いてあります。


Eucalyptua urna
fancybox記事176の画像13

これは他にはないようなとても珍しい葉をしています。
生息地はalbidaなどと同じ地域になっています。

写真でわかりますでしょうか?
良く見て頂くと葉が下の図のように生えていることがわかります。
fancybox記事176の画像19

このユーカリ、香水系の中々良い香りがします。


Eucalyptus preissiana
fancybox記事176の画像16

とても大きな緑色の葉をしています。
このユーカリは数メートルの茂み状に育ちます。
下の写真のような黄色い花が魅力のユーカリです。
fancybox記事176の画像20

成長はとっても遅いですが、開花が楽しみですね{#笑い}


Eucalyptus platypus
fancybox記事176の画像15
育ててみるとdecipiensにとても良く似ていますが、
葉には毛が生えており、色々な意味で
decipiensよりも頑丈です。

現地ではmoortと呼ばれて親しまれているユーカリで、
これも下の写真のように花が魅力のユーカリです。
fancybox記事176の画像21

花は写真のようなクリーム色の他に
黄色やライムグリーンなど多岐にわたっているようです。

これから先、厳しい冬を耐えしのんで、
春にはまた元気に育っていって欲しいですね。

皆さんのユーカリの近況も
また聞かせて頂ければ嬉しいです{#クローバー}

# by eucalyptus_k | 2012-01-03 20:10 | ユーカリ(栽培実績)
↑PageTop
Trackback(0) |  Comments(5)
By habuko at 2012-01-07 23:23 x
あけましておめでとうございます!今年もよろしくお願いします。

先日うちのユーカリも銀葉に…と書いたのは全部というイミではなかったのですが、送信したあとに訂正しようと思いつつも削除の仕方がわからずそのままにしてしまいました^^;
家のユーカリ達ですがこのところ乾燥のせいでしょうが土がすぐに乾きます。以前は週一ぐらいの水遣りでもあげすきかな?と土の状態が気になる感じでしたが最近は水をあげて二日ぐらいで土が乾いています。それでもあまり水をあげるのは寒さ対策も含めよくないかなと四日に一度ぐらいであげています。全体的に寒さで葉が紅葉してきています。みんな紅葉しているのかなと思っていたのですが、こちらのHPを見てパルブラは葉痛みかも?という気がしてきたので明日から寒さ対策で夜は家に入れてみます。
ビミナリスはうっすら赤くこれは美しく紅葉している様子です。みんな成長はしていませんがビミナリスがなんとなく葉が美しく一番元気な様子です。
By eucalyptus_k at 2012-01-08 12:38 x
habukoさん、こんにちは!
あけましておめでとうございます。こちらこそよろしくお願いします。

削除の仕方、わかりにくくてすみません。。。
書き込みのByお名前となっている部分の一番右の×をクリックです。

土がすぐに乾きますか?
どのような鉢をご使用でしたでしょうか?
私の場合はスリット鉢かビニールポットなのですが、
スリット鉢の場合はスリットから、ポットの場合は底の穴から
用土を確認して完全に乾いている状態から翌日くらいが目安です。

この季節は空っ風が吹きますから、用土表面は良く乾きます。
ところが、内部は長い間湿り続けていることがあります。
室内管理でも同様で、暖房などで土の表面はすぐに乾きますが、
奥深くまでは、いつまでたっても乾かないということが起きます。

これが冬季の過湿の原因になるものです。
中々用土内部の状態まではわからないために、
植物のヘタれ具合から水の状況をみるのが安全なのです。

試しに水遣りをしようと思ったときに、
一度端の方の土を指や小さなスコップなどで掘ってみてください。
表面はカラカラでも中は結構湿っていることが多いです。

例えばparvulaなどは私のところはポット苗がありますが、
これが週に一回弱の水遣りなので、そんなに乾くとは思えません。
一度、用土内部の状態を観察して見てください。

この時期の水遣りは用土が全乾きするくらいの
タイミングがベストだったりします。
By eucalyptus_k at 2012-01-08 12:44 x
habukoさん、さらに続きです。

私の写真の葉痛み程度であれば全然問題ないです。
本当の葉痛みは確実にパリパリになってしまいます。

紅葉した葉や少し傷んだ葉は
春になると大概が元に戻りますが、
痛みが激しい葉などは春になってから散ります。

ただ、その後はしっかりと新芽が出てきて
夏前には茂るほどになるので余り心配は要りません。

私の写真のcamaldulensis/grandis程度であれば
春になれば元に戻る程度です。

今回、habukoさんが入手されたユーカリは
どれもとても寒さに強いもので、
parvulaはユーカリ中でも相当耐寒性の高いものです。

ですから、過湿にさえ気をつければ大丈夫です。
何よりも水の管理に気をつけてくださいね。

ちゃんと日光や風がびゅんびゅん当たる場所に置いて、
家の場合は6号鉢の60cm株が水遣り週に一回程度が目安です。

ただ一部の沼地出身のユーカリは
もう少々頻繁になることもあります。

西オーストラリアのユーカリは
温室内に退避していることもありますが、
サボテン並みでほぼ月一となっています。
By habuko at 2012-01-08 20:50 x
お返事ありがとうございます。
鉢はお勧めいただいたスリット鉢6号を購入しました。
スリットのすきまからみた感じ…私には未熟で完全に乾いている!と断言できるほどではないのですが大体乾いているように見えます。土の表面は鉢を斜めにすると2センチぐらいの厚さの部分が砂のようにサラサラ移動するので乾いている気がします。場所は冬でも南からも西からも日光が当たるので寒いながらも日当たりは抜群だと思います。土の渇きが早くなった頃から同じ場所においているビオラなどの寄せ植えは浅めの鉢に植えてあることもあり二日で完全にクタっとしてしまいます。それを見てなんとなく4日ぐらいではあげたほうがいいかな…とあげている感じです。土が乾くのが早くなったのはお返事いただいた内容や家の環境から考えて1雨がしばらく降っていなく非常に乾燥している2このところ風も強いの二点で風の強さが大きいと思います。

紅葉もダイジョウブそうなので外でそのまま様子をみてみます^^

By eucalyptus_k at 2012-01-09 01:57 x
habukoさん、こんばんは。
それなら問題ないと思います^^
環境によって状況は様々なので何ともいえません。
ぜひ、最善の管理を模索して見てくださいませ。
私もそうですが、早く冬を超えて、
グングン成長する季節が楽しみですね♪
 
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